大成経営コンサルティンググループ  
 石本義弘  （いしもと　よしひろ）

プロフィール

　八代市出身、昭和３５年５月１８日生まれの４５歳。熊本商科大学卒業。税理士事務所勤務を経て平成５年に独立、熊本、八代に事務所を構えた。趣味は読書。座右の銘は「出逢い」。「多くの出逢いがあって今の自分がある」と語る。熊本県経営コンサルティング協議会の副会長も兼ねる。

福祉分野に進出、地域への貢献を目指す

　昨年５月、八代市にデイサービスセンターをオープンした。グループでは初の福祉事業分野への進出である。
「福祉は未知の分野だが、東京で介護事業を展開している伯父からの協力要請や、同時期に八代からコンサルティングの依頼があったため､新たに取り組んだ」と説明する。
この背景には、「２４、５年前に私がコンサルタント業界へ進むように勧めてくれた伯父から、事業を手伝ってほしいと申し出があったことに加え、地元八代へ地域貢献できることから、これは天命だと直感した」と語るように、人との『出逢い』を大切にする石本会長ならではの決断といえよう。
　同グループでは、財務会計総合コンサルタント業を核に、船井幸雄氏率いる船井総合研究所と提携し、財産コンサルティングの�椛D井財産コンサルタンツ熊本の設立や東京事務所の開設、商社業務の�椛蜷ｬグローバル・トレ−ディング、介護事業の�椛蜷ｬアフェクションの設立など急速に事業領域を拡大している。
｢地元熊本に中央の情報、ノウハウ、人材、資金を提供していくことが基本。東京や海外から人、モノ、カネ、プラス情報をうまくフィードバックすることで、経営者のための『ワンストップサービス』が一層強化でき、お客様により満足いただけるようになってくる。私どもは本当のサービスとは何かを常に考え、効率的な企業経営のサポートに努めていく｣と先を見据えた展開を図っている。