トップ Leaders 熊本のトップ群像 (学)熊本学園・熊本学園大学
Leaders 2024熊本のトップ群像

(学)熊本学園・熊本学園大学  
 目黒 純一/細江 守紀  (めぐろ じゅんいち/ほそえ もりき)

  理事長/学長
14号館「高橋守雄記念ホール」にて、目黒理事長(左)と細江学長(右)
14号館「高橋守雄記念ホール」にて、目黒理事長(左)と細江学長(右)
プロフィール
めぐろ・じゅんいち
1940(昭和15)年11月23日生まれ、83歳。北海道出身。熊本商科大学(現・熊本学園大学)商学部商学科卒。63年熊本振興梶i現・熊本ホテルキャッスル)入社。67年熊本商科大学・熊本短期大学(現・熊本学園大学)事務局に入職。92年総務部長、96年事務局長、2004年学校法人熊本学園常務理事などを歴任し、15年11月第9代理事長に就任

ほそえ・もりき
1945(昭和20)年12月1日生まれ、78歳。福岡市出身。九州大学理学部・経済学部卒ー同大大学院経済学研究科博士後期課程単位取得退学。八幡大学(現・九州国際大学)法経学部助教授、九州大学経済学部教授、大学院経済学研究院長などを歴任し、09年定年退官、名誉教授。同年4月熊本学園大学経済学部教授・大学院経済学研究科教授として着任し、12年経済学部長などを経て、20年8月学長に就任
「NEW!クマガク」を掲げ教育改革を推進
 2024年度から新たなスローガン「NEW!クマガク」を掲げ、全学的な教育改革に取り組む熊本学園大学。SDGsやTSMC(台湾積体電路製造)の熊本県進出、デジタルイノベーションといった地域の課題解決や変化に対応できる人材育成を目指していく。
 社会福祉学部では福祉環境学科の学びを社会福祉学科に継承し、新たに「社会福祉コース」と「社会共生コース」を設置。よりSDGsを意識した学びとフィールドワークに力を入れていく。経済学部経済学科では、データサイエンスをけん引する文理融合教育として「経済データ分析専攻」とTSMC進出にも対応した「地域・国際経済専攻」を新設。また、商学部商学科では、専攻を「流通・情報専攻」と「経営・金融専攻」に再編するとともに、新たに、起業家精神を持った人材を育成する事業創造プログラム「ビジネス・クリエーション科目群」を設ける。さらに、外国語学部では地域のグローバル化を見据え、「中国語翻訳・通訳プログラム」を新設する。
 大学院においても、商学研究科と経済学研究科を統合し、データサイエンス系の基礎科目をベースに「商学・経済学研究科」を新設するなど、社会人の学び直しの面でも地域の発展に貢献していく。
 大学の前身、財団法人東洋語学専門学校が1942年に開学して以来、10万人を超える卒業生を輩出してきた熊本学園大学。建学の精神「師弟同行」「自由闊達」「全学一家」のもと、100周年の未来に向かい、新しいクマガクが始動する。
〒862-8680 熊本市中央区大江2丁目5番1号
TEL096(364)5161(代表) https://www.kumagaku.ac.jp/
〔学部・学科〕商学部/商学科(商学専攻・経営学専攻)、ホスピタリティ・マネジメント学科 経済学部/経済学科(現代経済専攻、国際経済専攻、地域経済専攻)、リーガルエコノミクス学科 外国語学部/英米学科、東アジア学科 社会福祉学部第一部/社会福祉学科、福祉環境学科、子ども家庭福祉学科、ライフ・ウェルネス学科 社会福祉学部第二部/社会福祉学科 〔大学院〕商学研究科(修士・博士後期課程)、経済学研究科(同)、国際文化研究科(同)、社会福祉学研究科(同)、会計専門職研究科(専門職学位課程)※商学科の専攻は2024年度入学生より流通・情報専攻、経営・金融専攻へ、※経済学科の専攻は2024年度入学生より現代経済専攻、地域・国際経済専攻、経済データー分析専攻へ※福祉環境学科は2024年度より募集停止、※商学研究科と経済学研究科は2024年度より募集停止し、商学・経済学研究科を設置予定 〔併設校〕熊本学園大学付属高等学校、熊本学園大学付属中学校、熊本学園大学付属敬愛幼稚園
※この記事内容はくまもと経済3月号(2024年2月29日発行分)の掲載内容です。