パスートグループ　日本パスート�梶@�潟pスート２４  
 太田康隆／太田康文／増永創  （おおた・やすたか／おおた・やすふみ／ますなが・はじめ）

プロフィール

おおた・やすたか
1953（昭和28）年5月25日生まれの70歳。八代市出身。八代高校‐日本大学法学部卒卒。1998（平成10）年10月に同社グループを創業。2018年10月代表取締役会長に就任。趣味は読書、ドライブ

おおた・やすふみ
1982（昭和57）年8月8日生まれ、41歳。熊本市出身。九州学院高校卒業後、東京都のIT系専門学校日本工学院を卒業し、東京のIT系企業に勤務。2011年同社入社、その後IHI運搬機械�鰹o向を経て17年取締役、19年常務、22年副社長、23年7月代表取締役社長に就任。太田康隆会長の長男。趣味は筋トレ

ますなが・はじめ
1971（昭和46）年10月15日生まれ、52歳。熊本市出身。熊本北高校‐九州産業大学工学部建築学科卒。設計事務所勤務を経て、2008年同社入社、14年取締役、15年常務、17年専務、18年10月代表取締役社長に就任。一級建築士、宅地建物取引士。趣味はマラソン、読書

駐車場の枠を越え、「人づくり」から「まちづくり」へ

　「まちのインフラである駐車場の枠を越え、地域と一緒にまちづくりに取り組み、活性化に寄与できる会社でありたい」と抱負を述べるのは昨年7月に就任した日本パスート�鰍ﾌ太田康文社長。12月には新業態「歩いて入るサービスエリア駕町ＳＡ」をオープン。冷凍含む自動販売機5台を設置し、地元の企業や飲食店と共同開発した同社オリジナル商品など熊本のグルメを手軽に24時間購入できるまちの新スポットとして注目を集めている。
　一方、熊本市辛島公園地下駐車場の指定管理など駐車場や駐輪場の運営管理でも多数の実績と評価を持つ�潟pスート24。行政・民間の駐車場に限らずあらゆる施設の運営管理に特化した企業を目指し成長し続ける。同社の増永創社長は「コロナを教訓に組織体制や収益性を強化し、人が一層活躍できるためにも、DXを積極的に進めたい」と話す。今年2月と3月には、全国でも珍しい駐車料金の「学割」キャンペーンを実施。相乗りの学生にも次回利用できるサービス券をプレゼントし、若者がまちを訪れる機会創出にも貢献する。人がいる駐車場だからこそできるサービスとして地域活性化にグループの強みが生きる。
　「人づくり」をベースに事業を構築してきたパスートグループ。次年度からは新卒採用も計画する。太田会長は「グループが連携し、まちを豊かにしていきたい。��人づくり�≠ｩら��まちづくり�≠ﾖ。これがパスートの存在意義につながる」と社長2人の活躍に期待を込める。