��テクサーブ  
 ��木　進  （たかぎ　すすむ）

プロフィール

合志市出身。1978年11月7日生まれの45歳。東海大学第二高校卒業後、オーストラリアの「Russo（ロソー） institute」に１年間留学。趣味は読書、ゴルフ、野球（スポーツ全般）。俳優・オダギリジョーのいとこ。座右の銘は「心が変われば行動が変わる。行動が変われば習慣が変わる。習慣が変われば人格が変わる。人格が変われば運命が変わる。」

本社移転を機に人材育成へ一層注力

　世界経済を先導している半導体産業の一翼を担う�潟eクサーブ。国内の大手電機・自動車メーカーや海外にも取引先を持ち、半導体製造装置の販売から保守、保全、設計、製造といった総合力が強みだ。関連会社の�潟Aルファウェーブを含めた今期グループ売上高は40億円で過去最高を見込む。「半導体市場は昨年から在庫の調整局面が続いているが、今年は回復の兆しが出てきている。本社および国内４拠点で積極的な受注活動に継続して努めたい」。��木社長はこう語る。
　現在熊本市東区の２カ所で用地の取得を進めており、７月をめどに２社の本社を各所へ移転する計画。これを機にテクサーブは在庫管理の効率化やグローバルに対応できる人材育成に一層注力。アルファウェーブでは顧客ニーズに合わせた半導体装置のカスタマイズやソフト開発、保守・保全を手掛けるエンジニアの育成に尽力するという。「海外旅行や社内レクリエーション開催などを通じ、社員同士のコミュニケーション活性化を図りながら時代が求めるハイレベルな人材を育成していく」と語る。
　中期計画では経営効率化を目的にホールディングスの設立を見据えており、１００人規模の企業グループにしていきたい考え。「今後もTSMC進出を背景に集積が進む半導体関連産業の発展へ貢献し続けたい」。��木社長は力強く語った。