トップ Leaders 熊本のトップ群像 (一社)熊本県解体工事業協会
Leaders 2024熊本のトップ群像

(一社)熊本県解体工事業協会  
 喜讀 宣友  (きとく のぶとも)

  理事長
前列左から4人目が星山一憲副理事長、5人目が喜讀宣友理事長、6人目が橋本昌賀副理事長
前列左から4人目が星山一憲副理事長、5人目が喜讀宣友理事長、6人目が橋本昌賀副理事長
プロフィール
当協会は、建設産業の一翼を担う専門工事業者として解体工事業界の健全な発展を図り、公共の福祉増進に寄与することを目的にしています。現在は協会員27社で連携し、経営・技術の改善ならびに先進化、環境への対応、さらに今後は国土交通大臣が指定するであろう技術管理資格の「解体工事施工技士」を育成し、施工技術の向上に努めて参ります。
解体業界のさらなる地位向上へ向けて
 昨年は9月に同協会も加盟する(公社)全国解体工事業団体連合会(東京都)の九州・沖縄ブロック会議が8年ぶりに熊本で開かれ、九州各県の解体協会役員ら40人が集まった。喜讀宣友理事長は「解体業界の未来について意見を交わし、交流を深める貴重な機会になった」と振り返る。
 熊本地震や県南豪雨災害で被災した建物の公費解体工事が終了し仕事量が大きく減少するなど、県内の解体業界を取り巻く環境が厳しさを増す中、「持続性を念頭に置いた組織運営が求められる。法令順守や適正価格による受注といった基本事項を徹底し、同業他社との差別化につなげたい」と活動方針を示す。今年元旦に発生した能登半島地震にも触れ「こういった災害時こそ協会が一枚岩となり、熊本地震からの復旧工事で培った経験やノウハウを生かしながら、被災地支援へ協力していきたい」と語る。
 今年は社会貢献活動として長年続けている不法投棄廃棄物の撤去作業を熊本市南区の雁回公園で2月に実施。近年社会問題となっている空き家対策にも重点的に取り組むという。「解体工事業は建設業許可における専門業種の一つから解体一式工事業への格上げを目指している。建築・土木・解体という位置付けが早期に実現し、業界の地位がさらに向上するよう、活動を促進していく」。喜讀理事長は力強く語った。
〒862-0950 熊本市中央区水前寺6-27-20 神水惠比須ビル302号 TEL096(237)6944 FAX096(237)6945http://www.zenkaikouren.or.jp/kumamoto/
設立/2010年10月1日 会員企業/27社 汲ィおの商会、滑誠、潟Jネムラエコワークス、級ヘ津工業、葛v環、汲ォんかい、牛K明開発、旧テ閑組、且O大、叶ャ和開発、大建工業梶A大東商事梶A拒蝸m企業、兜ス工業、葛゚見工業、東大建設梶A東陽道梶A鍋谷商会梶A給エ本コーポレーション、鰍gOUTIKU、叶ッ山商店、竃x田工業、椛O田環境クリーン、椛O田産業、蒲F栄建設、巨シ田実業、武田解体
※この記事内容はくまもと経済3月号(2024年2月29日発行分)の掲載内容です。