�拒ｺ田工務店  
 村田 英樹  （むらた　ひでき）

プロフィール

益城町出身。1971（昭和46）年9月5日生まれ、52歳。第二高校‐崇城大学建築学科卒。新産住拓�梶i熊本市）勤務を経て99年村田工務店入社、2012年から現職。同社4代目。講演・教育活動を通じて社会貢献を目指す(一財)
日本プロスピーカー協会火の国熊本支部支部長YouTube「ファイヤ―村田のfireチャンネル」は登録者数1900人超。村田氏個人では全員参加型で学びを共有する勉強会「新・ファイヤー塾」を毎月開いている

新商品「焼杉の家」が6月グランドオープン！

　業界シェア１％の大工による手刻み工法という伝統を守りつつ、ウェブによる販売戦略といった新しい要素を取り込みながら進化を続ける同社。まさに「不易流行」の精神が、創業１０８年を迎える同社の経営基盤を盤石なものにしている。
　「物価高による住宅販売価格の上昇で昨年は大変厳しい１年だった。今年は反転攻勢を図っていく」。村田社長はこう語る。益城町宮園にある１００区画の大型分譲地「宮の台」。その一画では同社の新商品「焼杉（やきすぎ）の家」のモデルハウス建設が進む。杉板３枚を三角形にして焼く伝統工法「三角（さんかく）焼き」による焼杉を外壁材として使ったインパクトのある建物が６月上旬にオープンする。太陽光発電設備や蓄電池システムを設置したＺＥＨ（ゼッチ）水準の住宅で、防虫・防蟻・防火効果や耐久性を向上させる点が特徴だ。村田社長は「伝統的な三角焼きと手刻み工法を融合し、弊社住宅の世界観を体現する。主力商品として県内では珍しい焼杉で作る家を熊本で広めていきたい」と話し、同社初となるモデルハウスの展示期間中の１年半で10 棟の受注を目指す。
　人の心に火をつける「ファイヤー村田」の名前でユーチューバーとしても活躍する村田氏。今年も住宅業界の枠を超え、劇的に変化する時代を生き抜く熊本にパワーを吹き込む。

創業/1916年　設立/1966年　事業内容/建築・土木工事設計施工、分譲住宅、不動産売買斡旋、外構、造園、エクステリア　関連会社/�拒ｺ田不動産、東京海上日動火災保険代理店　社員数/20人（専属大工11人）