西部電気工業��  
 植田 改造  （うえだ　かいぞう）

プロフィール

福岡県北九州市出身、1973（昭和48）年生まれの50歳。熊本大学大学院法学研究科修了。98年西部電気工業�鞄�社、2017年6月総務部長、20年7月熊本支社長。趣味は旅行、書店巡り

社会インフラを支え、地域の発展に貢献

　電気通信設備工事やＩＣＴソリューションを通じて地域社会の課題解決に貢献する西部電気工業。通信など社会インフラの構築・整備に携わる企業として通信端末、ネットワーク構築などで同社の技術力を発揮。県内では教育ＩＣＴソリューションや道路の情報板にかかわる通信インフラ整備や地域の電線地中化工事、電気・空調設備工事など多方面で事業を展開している。
　社会貢献活動では14年目を迎えた菊池市との協働の森づくり「西部の森きくち」協定に基づき、植樹活動等を通じて水源涵養や地球温暖化防止に寄与する活動を継続。今年も県から森林吸収量認定書の交付を受けた。また多種多様な企業が入居する熊本市中央区坪井のＳＤＫ熊本ビルでは１階の並木坂ＳＤＫスクエアが各種イベントに利用されるなど地域の賑わいづくりにも貢献している。
　一方、新たな取り組みでは、既存事業のさらなる拡大とともに、より付加価値の高いＩＣＴソリューションの提案を推進。ＥＲＰ（統合基幹業務システム）導入や現場のＤＸ化支援、情報セキュリティ対策など新たな事業領域の開拓を進める。さらに各種リソースの再配置を進め、業務のＤＸ化を推進。安全・品質向上、生産性向上に取り組んでいく。植田支社長は「取り巻く課題やニーズが多様化するなか、これまで培ってきた技術やノウハウにさらに磨きをかけ、社会インフラを支え、社会課題の解決に貢献していきたい」と同社の技術力で地域の発展に貢献していく。