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西日本電信電話  
 朝倉 順治  (あさくら じゅんじ)

  理事熊本支店長
新九品寺ビル内の災害対策室で。中央が朝倉支店長
新九品寺ビル内の災害対策室で。中央が朝倉支店長
プロフィール
福岡県出身、1970(昭和45)年9月1日生まれ、53歳。九州工業大学情報工学部卒。93年4月日本電信電話鞄社、2006年7月西日本電信電話竃シ古屋支店第一ソリューション営業部担当課長、11年10月日本電信電話褐、究企画部門担当部長、12年7月鰍mTTホームテクノ(現:鰍mTTフィールドテクノ)人材戦略部担当部長、14年7月西日本電信電話褐o営企画部担当部長、16年7月日本電信電話且l国事業本部ビジネス営業部長、18年7月NTTビジネスソリューションズ潟Aドバンストソリューション営業部担当部長、20年7月から現職。趣味は愛鳥である文鳥との戯れ
最新技術を活用し地域活性化に貢献
 ICT(情報通信技術)活用による地域課題の解決やスマートシティをテーマにした地域活性化をはじめサステナブルなまちづくりにも力を入れるNTT西日本。昨年は振り込め詐欺の未然防止に向けて熊本県警察本部と協定を締結し活動を開始。IR技術を駆使し、熊本の魅力をマンガやSNSを活用して発信する観光DXや高校生を対象にしたデジタル人材の育成など熊本の将来を担う若い世代の育成にも注力している。
 またスマートシティをテーマに地域活性化活動を展開。効率的な都市運営をはじめ、健康・医療や観光、交通、防災など地域で保有する様々なデータを可視化・分析し持続可能なまちづくりに挑戦。独自のアルゴリズムでまちの状態を可視化・予測する「みんなのまちAI」を開発し、低コストで熊本のより良い未来を創造するアプローチを行ってきた。これらの最新技術を活用し、自治体が取り組む政策を支援。防災分野では熊本市・八代市を中心に防災情報を配信する基盤を構築。防災DXでは避難状況や気象条件等から防災情報などのデータを統合し、AIを活用したプロアクティブな防災サービスの提供を目指している。また、元日に発生した能登半島地震ではNTT西日本グループとして、早期復旧に向けて総力を上げて取組むとともに、大規模災害に対応したインフラの強靭化に努めていく。
 朝倉支店長は「NTTグループの最先端技術(IOWNや大規模言語モデル「TSUZUMI」等)を駆使して価値や効果を実感しやすい新たなサービスを創出し地域の皆さまが自慢できるまちづくりに貢献していきたい」と地域と共に歩んでいく。
被災地でのポータブル衛星電話設置
被災地でのポータブル衛星電話設置
設立/1999年7月 資本金/3,120億円(西日本電信電話梶j 事業内容/県内通信に係る電話・専用・総合デジタル通信などの電気通信サービス
〒862-0976 熊本市中央区九品寺1丁目2-11 TEL096(272)9030 https://www.ntt-west.co.jp/kumamoto/

※この記事内容はくまもと経済3月号(2024年2月29日発行分)の掲載内容です。