トップ Leaders 熊本のトップ群像 且O津野建設
Leaders 2024熊本のトップ群像

且O津野建設  
 西尾剛人会長 藤吉一真社長  (にしおたけと ふじよしかずま)

  
プロフィール
西尾剛人会長
熊本市西区河内町出身、1945(昭和20)年1月4日生まれの79歳。済々黌高校-熊本工業大学卒。「お客様の気持ちになって真面目に一生懸命取り組み、満足していただける建物をお引き渡しする」をモットーに邁進。2008年秋の褒章において黄綬褒章を受章。2000年〜08年まで(社)熊本県建設業協会建築部会(現・一般社団法人熊本県建築協会)会長。一級建築士

藤吉一真社長
福岡県みやま市出身、1978年4月24日生まれの45歳。熊本学園大学卒。2006年2月入社、同4月社長室長、11年11月取締役、14年11月専務取締役、16年11月代表取締役社長。一級建築施工管理技士
常にレベルアップに挑戦し、お客様とともに成長を目指す
 総合建設業の且O津野建設は、その高い技術力と建物づくりに対する真摯な姿勢、そして飽くなき努力で確固たる地位を築いている。
 同社はマンションや教育機関、製造関連施設、セブン‐イレブンなどの商業施設、戸建住宅、公共施設など幅広く手掛けている。リピートや紹介での受注が多いのが特徴で、近年は施主の事業拡大に伴う大型物件の施工も増えている。信頼の礎となる施工品質を確保するため、規模の大小に関わらずすべての工事において施工計画書に西尾会長が目を通し、改善点などを直接指導。現場にも定期的に足を運んで施工面や安全面を確認・徹底することで、社員全体のレベルアップや協力会社との一体感を生み出している。「有り難いことに2代・3代に渡ってお世話になっているお客様も多く、建物を通してお客様の成長に貢献できていることは喜び。私たちも常に学び、レベルアップを続けなければならない」と西尾会長は継続の重要性を語る。
 また、藤吉社長を中心に、建築を軸として新事業への参入にも取り組んでいる。同社を代表企業とする葛熾山ビレッジによるPFI事業「金峰山少年自然の家新施設整備運営事業」では、1月にコテージ型宿泊棟を特徴とする新施設の建設に着手。来年4月には小学校の集団宿泊に加えて一般利用も可能な自然体験ビレッジ「金峰山自然の家」として新たなスタートを切る。
 このように決して現状に満足することなく、新たな事業領域にもチャレンジしながら時代の変化に対応した新たな三津野建設を創造していく。

862-0910 熊本市東区健軍本町23-5 TEL0963691281 https://www.mitsuno.jp/

設立/1953(昭和28)年4月 資本金/1億円 事業内容/総合建設業、一級建築士事務所、設計・施工・管理 完工高/487000万円(20239月期) 従業員数/47人 202324年の主な施工実績/セブン-イレブン、個人住宅、ハウディ小分室・仕分室・荷捌場床改修工事、サンシエル月出、コミュニティハウス「みんなの家」浴室改装、医療法人杉村会杉村病院病棟増築工事、メイン関係内装改修工事(第13期)、新生堂薬局南関店、アグリ総研九州事業所、ビブレマンション田迎エレベーターリニューアル、熊本消防学校自主訓練塔、サンシャイン・コート、嘉島イーストンビル
※この記事内容はくまもと経済3月号(2024年2月29日発行分)の掲載内容です。