�潟с}ックス  
 茂森　拓  （しげもり　たく）

プロフィール

東京都出身、1964(昭和39年)12月9日生れの59歳。日本大学農獣
医学部卒。95年4月�潟с}ックス入社、99年4月営業本部長兼住宅部長、6月取締役就任。2000年6月常務取締役、03年4月代表取締役専務、管理本部長兼経理部長兼プレコン製品事業部長。14年4月同社代表取締役社長及び�鞄喧kヤマックス代表取締役社長就任。趣味はゴルフ

上場以来の最高益を更新へ

　３月決算の見通しについては売上高で２１０億円（前期比１６・５％増）、経常利益で１８億円（同２・２倍）と第３四半期決算で上方修正、「総じて上向き基調にあり利益面でも改善傾向が続いている」と上場以来の最高益をさらに更新しそうだ。要因については、「西高東低の傾向の中で、特に九州が好調」と鹿児島の馬毛島、沖縄の米軍キャンプ瑞慶覧などの防衛関連施設の受注、県南の復旧工事、ＴＳＭＣ関連の建設投資本格化、さらには天神ビッグバンや北部九州での公共工事も堅調だ。取引先のゼネコンも大手から中堅まで幅広い構成になってきたという。
　一方、復興関連事業がほぼ終了した東北ヤマックスは生産体制をコンパクト化し、利益体質を再構築中。再開発が加速してきた関東は今後の業績向上を目指す。また、工場の生産を平準化するなど、自助努力でコストダウンにつなげたことや適正価格の堅持、さらに大型構造物のプレキャスト化による技術革新も高収益体質の基盤となった。
　昨年１０月には創業６０年を超えた。「私自身も今年還暦を迎える。新しくリ・スタートの年でもある。いい伝統は引継ぎ、時代にそぐわないものは刷新する」と社長直轄のＹＰ推進チームを軸に問題提起と改善を進めていく。新年度には情報の一元管理を図るため、情報戦略を強化、内外の情報を収集し次代への布石を打つ。

住宅・店舗等の施工販売　売上高/180億3,100万円（2023年3月期・連結）　従業員数588人　出先/（支店）東京、福岡、沖縄（営業所）熊本、熊本南、熊本北、人吉、福岡、福岡南、佐賀、大分（工場）松橋、小川、人吉、長洲、瀬高、佐世保、島原、埼玉�鞄喧kヤマックス（本社・工場・営業所）一関（支店）仙台　�芥OCヤマックス（本社）佐世保（営業所）佐世保、長崎、大村、島原