医療法人社団英山会 平山泌尿器科医院・ひらやまクリニック  
 平山 英雄  （ひらやま ひでお）

プロフィール

医学博士、1951（昭和26）年玉名市生まれの72歳。県立熊本高校から熊本大学医学部に進学、76年卒業、同大学病院泌尿器科に入局し、79年7月から81年6月まで国立熊本病院泌尿器科に勤務。再び熊本大学泌尿器科に移り、92年まで勤務する。同年に開業、95年3月に現在地に移転。趣味は読書。座右の銘は「忍耐」と「寛容」

患者さんに寄り添い、信頼と実績を兼ね備えた医療を

　平山泌尿器科医院は今年で開業32年、 ひらやまクリニ ックは開業23年を迎える。 患者さんに寄り添い、 泌尿器科のスペ シャリストとして信頼と実績を兼ね備えた医療を提供する同院には、 ７人の経験豊富な医師が在籍。 患者さんの立場を考慮した質の高い医療を実現できる医療体制の強化に努めている。
　泌尿器科一 般と血液透析を中心とする腎不全治療を主な診療としている平山泌尿器科医院は昨年、 ひらやまクリニ ックと同様の前立腺肥大症の接触式レーザー前立腺蒸散術 （ＣＶＰ） を導入した。 出血が少なく、 術後の痛みの軽減が期待できる同治療法を求めて、 県外から訪れる患者さんも多く、 順調に症例数を伸ばしている。 また昨年は、 山本紗友梨医師を新たに迎え、 腎臓内科は、坂梨副院長と２人体制に。 同科を受診する患者さんも増加し、 透析導入前の保存期腎不全や慢性腎臓病の患者さんなどへは、透析導入を遅らせる治療にも力を注ぐ。 旬の食材を使った管理栄養士おすすめのレシピを紹介するなど患者さんのＱＯＬ向上のための栄養指導も好評だ。 また血液透析を行うための内シャント手術、透析時に生じるシャントトラブルにも対しても、 経皮的血管拡張術 （ＰＴＡ） を施行するなど、 シャントレスキューも行っている。
　依然として多い梅毒に対しては県の感染対策委員を務め、 性感染症予防の啓蒙活動も継続する同院。 これからも地域密着の医療を提供し続けていく。

【ひらやまクリニック】 〒861-8001 熊本市北区武蔵ヶ丘5丁目23-7　　ＴＥＬ096（337）8838

診療科目/泌尿器科・性感染症内科　入院ベッド数/19床　透析装置数/38台　医師/2人　従業員/57人