佐藤眼科グループ 熊本院・大牟田院・荒尾院  
 佐藤 智樹 ／川路 隆博   （さとう ともき／かわじ たかひろ）

プロフィール

さとう・ともき
大牟田市出身、50歳。熊本大学医学部卒。98年熊本大学眼科入局、99年熊本市民病院眼科、2000年出田眼科病院、04年佐藤眼科開業し院長に就任。19年、大牟田院を開業。趣味はテニス

かわじ・たかひろ
熊本市出身、52歳。熊本大学医学部卒。98年熊本大学眼科、01年天理よろづ相談所病院、06年熊本大学大学院修了、09-10年ミシガン大学、11年熊本大学病院眼科 講師、15年佐藤眼科・内科。多くの診療施設で出張手術を行う

今年5月熊本院を開業、最新・最良の医療を

　２００４年に荒尾市に開業した佐藤眼科は今年、開業20年を迎える。14年、眼科疾患には厳格な内科治療を必要とする場合もあることから院内に内科を併設。19年には大牟田市に分院を開業するなど着実に成長を続け、難治白内障や網膜硝子体、緑内障、眼瞼下垂の各分野の専門医９人によるチーム医療で、充実の診療体制を整えている。
　今年５月、患者のさらなる利便性向上を目指し、県内全域からアクセスしやすい熊本駅新幹線口すぐのＪＲ春日北ビルに熊本院を開業する。難治症例や特殊な技術を要する眼科手術を中心とし、最新の医療機器も導入。地元の医療機関との連携を強化し、「熊本の眼科医療に貢献したい」と意気込む。また最新手術にも積極的で、多焦点眼内レンズを使った白内障手術は、より性能が良いレンズを選択できる自費診療での手術も実施。難治性白内障手術と網膜硝子体手術も経験豊富な川路総副院長が執刀し、良好な実績を残している。緑内障手術は、22年に日本で導入された「プリザーフロマイクロシャント」による濾（ろ）過手術に加え、県内唯一の内視鏡的毛様体光凝固術を施行。眼瞼手術は、国内有数の医師が同院で施術するため、難治症例や再手術にも対応し、患者のニーズに幅広く応える医療体制の強化に努めている。「今後も眼科・内科医療を通じ地域に貢献していきたい」。佐藤総院長は力を込め、今後も最新・最良の医療を提供する考えだ。