トップ Leaders 熊本のトップ群像 特定医療法人成仁会 くまもと成仁病院
Leaders 2024熊本のトップ群像

特定医療法人成仁会 くまもと成仁病院  
 上原 昌哉  (うえはらまさや)

  理事長兼院長
前列左から池井聰総院長、上原昌哉理事長兼院長、田上洋行会長 後列左から藤本裕三事務長、松田浩治副院長、砂原千恵美看護部長、勇聡副院長
前列左から池井聰総院長、上原昌哉理事長兼院長、田上洋行会長 後列左から藤本裕三事務長、松田浩治副院長、砂原千恵美看護部長、勇聡副院長
プロフィール
Masaya Uehara
上原昌哉院長/1957年12月28日生まれ。1987年に熊本大学医学部を卒業後、熊本大学医学部代謝内科助手、熊本市医師会熊本地域医療センター代謝内科医長を経て、2004年4月、くまもと成仁病院院長に就任。現在に至る。日本糖尿病学会認定医、日本内科学会認定内科医、
日本内分泌学会内分泌代謝内科専門医、認定産業医、健康スポーツ認定医、介護支援専門員
介護、医療など総合的に高齢者とその家族を支援
 特定医療法人成仁会くまもと成仁病院(熊本市東区戸島2丁目、上原昌哉理事長兼院長)は4月から、熊本市ならびに益城町から再委託を受け、地域包括支援センター事業を開始する。熊本市からは4回目、益城町からは2回目の委託となる。高齢者の暮らしを地域でサポートするための拠点として、介護、福祉、健康、医療などの分野から総合的に高齢者とその家族を支援するための事業で、対象地区は熊本市が託麻北、託麻東、長嶺、託麻南の4校区。益城町は木山、福田、津森の3校区で、対象となる高齢者は熊本市が約1万5千人、益城町が約3500人にのぼる。上原昌哉院長は「80人近くのケアマネージャー資格者を有する当法人の人的資源を駆使し、地域の社会福祉に貢献したい」と話す。
 医療サービスの向上と、安心・安全な医療を提供することを目的に、同病院では今年7月、日本医療機能評価機構が審査する第三者評価の受審を予定している。「病院全体の改善へ向けた意識や職種間連携が高まりやすいこと」、「患者さんからの信頼を得られやすい」といったメリットが期待できるという。「現状では、全国の病院の約1/4しか認定されていない計算になります。認定証があることで他の病院との差別化につながり、患者さんからの信頼獲得も期待できる」と受審の意義を語った。
〒861-8041 熊本市東区戸島2-3-15 TEL096(380)7011 https://seijin-kumamoto.or.jp/
設立/昭和52年3月 職員/470人 診療科目/内科、糖尿病内科、代謝内科、内分泌内科、呼吸器内科、消化器内科、循環器内科、整形リハビリテーショ
ン科、脳神経リハビリテーション科、脳神経内科、放射線科、歯科 ベッド数/180床 一般病棟37床、回復期リハビリ病棟50床、医療療養病棟93床 
関連事業/介護医療院42床、介護老人保健施設平成唯仁館・居宅部門(訪問看護、訪問リハビリ、通所リハビリ、居宅介護支援事業所)、熊本市東3地域
包括支援センターささえりあ託麻)、益城町東部圏域包括支援センター
※この記事内容はくまもと経済3月号(2024年2月29日発行分)の掲載内容です。