リバテープ製薬��  
 橋爪 　淳  （はしづめ　じゅん）

プロフィール

佐賀県出身。1961（昭和36）年3月26日生まれ、63歳。福岡大学経済学部卒。�潟_イエーで店舗管理・総務人事などを経験し、1993年リバテープ製薬入社。2011年総務部長、12年取締役管理本部長、18年取締役営業本部管掌、20年常務、22年7月社長就任。趣味は音楽、スイミング

継続支援として植木校区の小学校8校に図書を寄贈

　昭和30年の設立から70周年を迎えるリバテープ製薬�梶B２０２３年からは地域貢献活動として、植木校区の小学校８校への図書寄贈を開始し、継続支援している。また、橋爪社長が植木校区の校長会で人材育成について講話したのを機に、24年８月には県内小学校の校長３００人が集まる熊本県小学校長会においても、橋爪社長が企業理念である「企業は人なり」と題して講演。教育制度や諸施策によって社員がステップアップする取り組みを講演し、聴講者からは学校経営における教職員の育成に役立つと好評だった。
　今期は過去最高となる売上高５２億円超を見込んでいるが「原材料の値上がりなどの影響もあり、利益率向上が急務。DX化を推進し、業務改善・効率化につなげたい」と橋爪社長は語る。医療機関向けの消毒剤や大型絆創膏は好調に推移し、一般消費者向け製品では主力得意先が薬局やドラッグストアを中心に売り上げを伸ばしている。また、ＹｏｕＴｕｂｅなどで幅広く活躍中のランニングアドバイザーの三津家貴也さんと男性向けニップレスを共同開発。運動による乳首の摩擦を防止する商品で、販売初月は１２００個を受注し、アマゾンサイトでも在庫切れが出るほど、販売は順調という。部署や世代を超えて、社内有志で構成するSNS運営チームがXやインスタグラムで同社の情報を楽しく伝えるなど、情報発信にも注力している。