�潟Rスギ不動産ホールディングス  
 小杉 周司  （こすぎしゅうじ）

プロフィール

熊本市出身、1974（昭和49）年6月29日生まれの50歳、東海大学第二高校（現・東海大学附属熊本星翔高校）卒業、福岡の不動産会社勤務後、96年�潟Rスギ不動産入社、常務取締役を経て2018年6月社長、21年10月から現職。趣味はゴルフ、ランニングなど。小杉直相談役の長男

地域と共にさらなる顧客満足度の向上へ

　�潟Rスギ不動産ホールディングスは、長きにわたり不動産売買や賃貸仲介、管理業務を中心に、地域社会の発展に貢献してきた。この勢いを止めることなく２０２５年３月には合志市に御代志支店を新設。再開発が進む地域において、増加する住まいのニーズに応える。また、新たなチャネルとして展開中の「いい部屋ネット」のフランチャイズ店を南区土河原にオープンし、３店舗体制へと拡大。従来の不動産事業の強化にも注力しており、賃貸マンション「ライズシリーズ」や、木造メゾネットタイプの「ステラシリーズ」など、多様なスタイルの住宅を提供し、地域住民の暮らしを支えている。
　近年は関連会社の阿蘇ハイランド開発�鰍ﾅ「コスギリゾート」の大幅リニューアルを実施。ゴルフ場クラブハウスの改装をはじめ、足湯テラスやホテルの新設を進め、施設全体のデザインを統一。阿蘇観光のシンボルとして、より魅力的な施設へと進化を遂げている。
　２０２５年度のスローガンは「顧客満足度の向上」。半導体産業特需に伴うニーズに応えるべく、投資商品の充実化を図るほか、台湾向けのセミナーも実施予定だ。また、オーナーとの信頼関係をより深めることを重視し、長期的なパートナーシップの構築に力を入れている。
　「世界から注目が集まる熊本で、新たな市場開拓を積極的に推進したい」と小杉社長は強調する。