太陽電気��  
 田村 卓  （たむら　たかし）

プロフィール

1977（昭和52）年2月1日生まれの48歳。八代第一高校（現・秀岳館高校）―熊本学園大学商学部卒。99年太陽電気入社、2010年取締役、15年同副社長。17年社長。趣味はゴルフ、マラソン

八王寺町の新社屋が完成

　熊本市に本社を構え、八代、水俣、芦北、鹿児島に支店・営業所を展開する太陽電気�鰍ﾍ、南九州のインフラ整備を担い、社会の発展に貢献している。創立77年の歴史を紡ぎ、変化する建設業界に適応しながら、さらなる成長を誓う。
　居住・商業施設の電力、照明、配線、防災システムなど幅広い電気工事を手掛け、最新技術を駆使した高効率な施工を提供している同社。また、厳格な安全基準を遵守し、社員研修を徹底することで高品質なサービスを実現している。こうした技術力が評価され、２０２４年度は「県立劇場非常用発電設備その他改修工事」において、熊本県土木部建築住宅局の優良工事（電気設備工事）表彰を受けた。
　また、社内環境の整備にも注力し、全社員の一律ベースアップや初任給の引き上げ、休日数の増加、年齢給の導入など、働きやすい環境づくりを推進。その一環として、２０２４年12月には新社屋が完成。白と黒を基調とした3階建ての新社屋は最新の設備を備え、社員の快適な職場環境を提供するだけでなく、さらなる業務効率化とサービス強化を実現する。
　地域貢献活動として、水俣市への寄付を継続し、子どもたちの教育や福祉支援にも力を入れる同社は、「自他共栄」の精神を掲げ、建設業界の課題解決に向けて新たなステージへと進んでいく。