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医療法人杉村会 杉村病院  
 杉村 勇輔  (すぎむら ゆうすけ)

  理事長
プロフィール
熊本市出身、1985年5月12日生まれ、39歳。真和高校―東邦大学医学部医学科卒。2019年4月医療法人杉村会杉村病院副理事長兼脳神経内科医長、23年4月1日同病院理事長に就任。専門分野は脳神経内科領域。日本内科学会認定内科医、日本人間ドック・予防医療学会認定医、日本脳神経血管内治療学会専門医、日本神経学会指導医、日本医師会認定産業医、日本脳卒中学会認定脳卒中指導医、日本脳ドック学会認定医。熊本大学医学部保健学臨床准教授、熊本大学医学部医学科臨床教授(4月1日就任予定)。趣味はバスケットボール、フットサル、格闘技などスポーツ全般と将棋
医療体制の基盤づくり・職場環境の充実に注力
 熊本市の都心部に立地し、救急医療やリハビリなどの回復期医療を中心に医療サービスを提供する医療法人杉村会 杉村病院。2023年4月の新病棟稼働に続き、昨年10月本館をリニューアルオープンした。大規模医療機関で使用されるレベルのMRIを導入し正確な診断を実践する中、さらに高精度の最新型MRIを導入し2台体制に。よりスピーディーな対応を可能にする医療体制を構築した。
 これと同時に、人間ドックのラインアップを強化、「脳神経スペシャルドック」を本格始動させた。脳神経内科のスペシャリストである安東由喜雄総長はじめ、県内屈指の専門医が直接問診・診察し、診断結果などを詳細に説明。同院でしか受けることのできないスペシャルドックとして、受診者の健康管理に寄り添う。杉村勇輔理事長は「生活習慣病などが発症する前の段階で、原因になるであろうと思われるものを早期に検出するのが僕らの役割」とし、予防医療の重要性を説く。
 杉村理事長は、医療を支えるスタッフの職場環境改善にも積極姿勢。昨年は、男女が共に活躍できる職場づくりへの取り組みで県から表彰を受けたほか、熊本市の「子育て支援優良企業」、女性活躍推進への取り組みでは熊本労働局の「えるぼし認定企業」に認定。今年1月には、「熊本県ブライト企業」と「熊本県SDGs登録事業者」の認定交付を受けた。「時代の流れに合わせ、職場環境の充実にも重点的に取り組んでいく。新しくなった診療体制の下、今後も患者さまに適切な医療サービスを提供していきたい」

860-0811 熊本市中央区本荘3-7-18 TEL 0963723322 FAX 0963710886 https://sugimurakai.jp/

開業/19566月 設立/19573月 診療科目/循環器内科、脳神経内科・脳神経外科、糖尿病代謝・内分泌内科、リハビリテーション科、内科・総合診療科、整形外科、消化器内科・消化器外科 診療日・時間/【平日】8301730 【土曜】8301230 病床数/177床(HCU8床、SCU6床、一般病床79床、回復期リハビリテーション病床84床) 職員数/356人(内、医師14人)(20252月現在) 救急指定病院、熊本県急性心筋梗塞急性期拠点病院、熊本県脳卒中急性期拠点医療機関 関連施設/介護老人保健施設「のぞみ」

※この記事内容はくまもと経済3月号(2025年2月28日発行分)の掲載内容です。