�潟Pイワード九州  
 竹中 行康  （たけなか　ゆきやす）

プロフィール

熊本市出身、1967（昭和42）年12月10日生まれの57歳。東海大学政治経済学部経営学科卒。92年�潟Pイワード九州入社後、鹿児島センターへ配属。2007年流通団地支店長、13年6月専務取締役、21年6月より現職。趣味はゴルフとウォーキング

本社南館を増築･全面改装し、法人営業部を強化

　地元の家電販売店が抱える高齢化や後継者不足問題の課題解決の力になりたいという考えのもと、法人営業部の強化に取り組み始めた�潟Pイワード九州。嘉島町の本社に隣接する南館を増築・全面改装し、3月3日から稼働を開始した。
　法人営業部ではこれまで家電総合卸業で培ってきた九州圏内のネットワークを生かし、家電販売店の技術的サポートに加え、協力会社と共同で病院やオフィス、工場などの大型施設の施工工事にも迅速に対応していく。竹中社長は「法人や公共施設のＬＥＤ交換
や業務用エアコンの設置などさまざまな工事の需要が高まっている。法人向けのサポート体制を充実させて地域に貢献できるようにこれからも事業を強化していきたい」と意欲を見せる。
　組織づくりにも力を注ぐ同社。昨年から働き方改革と業務効率化を推進するため完全週休２日制を導入した。社員全体のやる気創出と組織の活性化につながり、仕事へ集中力が高まったことで業績や採用面でも効果が現れ始めているという。また、社員のスキルアップを支援する社内研修制度では、社員自らが研修プログラムの内容を立案し成長の機会を生かしている。
　変化する時代の先を見据えながら、竹中社長は「最終的には“人”が重要。社員一人ひとりが半歩でも一歩でも進歩していける組織づくりを目指していきたい」と今年度の抱負を語る。