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熊本ホテルキャッスル  
 奥地大祐  (おくじ だいすけ)

  社長 総支配人
プロフィール
名古屋市出身、1978年9月30日生まれの46歳。上智大学卒。2003年プラン・ドゥ・シー入社。人事室長などを経て、19年12月からホテル「WITH THE STYLE FUKUOKA」ゼネラルマネージャー
王道と革新のニュークラシックホテル
熊本ホテルキャッスルは昨年6月、ホテル・結婚式場の運営会社鰍olan・Do・See(プラン・ドゥ・シー、東京都千代田区、以下PDS)と資本業務提携、新社長にPDSの奥地大祐氏が就任した。
 PDSはホテル・レストラン・結婚式場等の事業を国内外46拠点で展開。既存のホテルや歴史的な建物などを
改装するなどして新たなソフトを導入しリニューアル、新たな顧客層を呼び込んで成功モデルを築いてきた。「歴史あるホテル。その伝統を引き継ぎつつ、新たな改革を進める責任の重さを痛感している」としながら、「阿蘇や熊本城など豊かな観光資源に恵まれ、食の価値も高い。熊本の中心に位置するこのホテルを通じて熊本の魅力を世界へ発信したい」とポテンシャルの高さを実感している。 ホテルコンセプトは「王道と革新のニュークラシックホテル」。まず手始めにチャペルを改装した。7月には11階の宴会場をより広く改装する。熾烈な
シェア争いが続くブライダル業界の中で若年層の取り込みを図る。一方でシニアなど富裕層向けプランも用意す
る。インバウンド向けにはオンライン上の旅行代理店OTAを活用し情報発信している。宿泊稼働率も8割近く
まで改善、宴会も順調に伸びている。「トップラインを上げながら収益を改善、一歩一歩、理想の形に繋げたい」と社員、地域と共に歩む覚悟だ。
〒860-8565 熊本市中央区城東町4-2 TEL096(326)3311
設立/1960(昭和35)年4月20日 資本金/1億円 事業内容/ホテル業 従業員数/307人 役員/代表取締役社長 総支配人・奥地大祐、取締役副総支配人・青山佳史、緒方孝、取締役・上野景昭、吉村浩平、長野和男、出田敬雄、古荘貴敏、本松賢、藤井章生、久我彰登、上野淳、内山秀成、與縄義昭、沖田恭昭、監査役・甲斐隆博、上村徹、佐藤敏郎
※この記事内容はくまもと経済3月号(2025年2月28日発行分)の掲載内容です。