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西部電気工業  
 山下 英利  (やました ひでとし)

  熊本支社長
熊本市北区徳王の熊本徳王ビル前で
熊本市北区徳王の熊本徳王ビル前で
プロフィール
宮崎県新富町出身、1967(昭和42)年3月6日生まれの57歳。1985年西日本電信電話鞄社、NTT西日本宮ア支店ビジネス営業部長兼NTTビジネスソリューションズ且謦役を経て、21年7月西部電気工業鰍ノ入社し営業企画部担当部長兼営業推進部担当部長を経て、24年7月熊本支社長に就いた。趣味は映画鑑賞と散歩
地域に根ざし、社会インフラの高度化に貢献
 電気通信設備工事やICTソリューションを通じて、地域社会の課題解決に貢献する西部電気工業。通信など社会インフラの構築・整備に携わる企業として通信端末、ネットワーク構築などで同社の技術力を発揮している。県内では電気通信設備工事や道路情報板に関わる通信インフラ整備、電線地中化工事などの公共事業が引き続き好調を維持。ギガスクール構想をはじめICT関連サービス事業も順調に推移しており、今期の業績は増収増益を見込んでいる。地域貢献活動では2010年から菊池市と協定し協働の森づくりに取り組む「西部の森きくち」の植樹と下草刈り活動が昨年15年目を迎え今後も水源かん養や地球温暖化防止に寄与する活動を継続する。また熊本市中央区坪井のSDK熊本ビルは多様な企業が入居。1階の並木坂SDKスクエアは各種イベントで活用され地域の賑わいづくりにつながっている。組織体制では昨年7月、中長期的な利益の確保・拡大に向けた機動的なビジネス推進体制を構築するため、組織を再編。通信キャリア、都市インフラ、システムソリューションの3つのセグメントで事業を展開し、業務のDX化推進、新技術の習得や人材育成、安全・品質向上に取り組んでいる。
山下支社長は「今年は創業して78年目を迎える。これからも地域に根ざした活動に力を入れると共に、パートナー企業様との連携も含めたグループ総合力を発揮し、安全・安心を第一に技術力を生かして地域に貢献できる事業を継続していく」と地域の社会インフラの高度化に貢献していく。

【本  社】〒812-8565 福岡市博多区博多駅東3-7-1 TEL0924183111 https://www.seibu-denki.co.jp/

【熊本支社】〒861-5525 熊本市北区徳王1丁目6-8   TEL0962456601

設立/1947(昭和22)年7月 資本金/16億円 売上高/533億円(20243月期) 事業内容/ICTソリューション事業、ソフトウェア開発事業、土木・情報インフラ設備事業、建築設備事業、環境プラント事業、太陽光発電事業、情報通信エンジニアリング事業 従業員数/841人(20243月現在) 代表者/代表取締役社長 坂口隆冨美 事業拠点/福岡、北九州、佐賀、長崎、熊本、大分、宮崎、鹿児島、沖縄、東京、大阪 子会社・関連会社/西部電設梶A公栄設備工業梶A九州ネクスト梶A昇建設梶A鰹ャ出通信工業、ひばりネットシステム梶A潟JープラザSeibu、九州電機工業梶A叶m和

※この記事内容はくまもと経済3月号(2025年2月28日発行分)の掲載内容です。