�潟}リーゴールドホールディングス  
 山�ｱ 祥文  （やまさき よしふみ）

プロフィール

上天草市大矢野町出身、1983（昭和58）年５月25日生まれ、41歳。熊本国府高校卒。2006年�潟}リーゴールド入社。熊本市のマリーグレイス支配人などを経て、�潟}リーゴールドホールディングス取締役新規事業企画室担当、18年２月天草リゾート�且ﾐ長（兼務）、25年２月代表取締役社長就任。創業者である山�ｱ茂会長の二男

“３代目”社長に就任、阿蘇・高森にリゾート施設

　今年２月１日付でブライダル事業を中心にリゾートホテル、スポーツ、官民連携の施設運営、さらには国立公園管理など、多岐にわたる事業を展開する同社の“３代目”社長に就任。前社長の兄・崇氏は財務全般を統括するＣＦＯ（最高財務責任者）に就き、創業者である父・茂会長を加えた代表取締役３人体制で創業44年を迎えた同グループの第３創業期を切り開く。
　直近までは創業の地である上天草市の樋合島で24年９月に開業した全棟一戸建てのヴィラ風リゾートホテル「ＴＡＹＵＴＡ」の立ち上げを先導。「結婚式という人生の節目を彩る大切なイベントをお手伝いしてきた企業だからこそできる、心からのおもてなしで、お客さまに新たな感動と価値を提供したい」と話す。その思いは開業から半年で国際的な自動車イベントの宿泊施設として指定されるなど確実に浸透、さらなる飛躍を目指す。
　一方、同社は県が高森町で計画していた「阿蘇ソフトの村」の用地約18haを取得。『ヒュッゲフォレスト』と銘打ち、阿蘇の自然と調和したリゾート施設を整備する。計画ではアウトドア施設とともに森林保全活動ゾーンを設け、広葉樹の植樹や水源涵養活動を行う予定だ。「地域社会や自然環境と調和した居心地の良い空間を創り、阿蘇地域の魅力向上に貢献したい」と山�ｱ社長。３代目社長の新たな挑戦がスタートする。