Leaders 2026熊本のトップ群像

虚沒c屋  
 福田 聖也  (ふくだ せいや)

  社長
プロフィール
植木町出身。1962(昭和37)年1月16日生まれの64歳。熊本商業高校卒業後、樺゚屋百貨店入社、その後、福田屋に入社し85年に社長就任
2年後に創業80周年、「県内有数の優良企業」へ
 和・洋菓子の製造販売を手掛ける虚沒c屋は、県産和栗を贅沢に使用した菓子作りで全国で高い評価を獲得している。看板商品のひとつ「栗千里」は、第9回ニッポン全国ご当地おやつランキングでグランプリを受賞するなど、その品質は折り紙付き。同社の最大の強みは、産地ならではの鮮度を活かす加工技術にある。厳選された高品質な栗を、風味を損なうことなく素早くペースト化する独自のノウハウにより、栗本来の旨味を最大限に引き出し、「福田屋 熊本和栗庵」の屋号で「栗千里」や「栗好き」などの商品を世に送り出している。
 同社は現在、2028年3月の創業80周年に向け、「県内有数の優良企業」への飛躍をスローガンに掲げ、組織改革を推進中だ。その一環で昨年12月、食品安全マネジメントシステム「FSSC22000」の認証を取得。約1年かけ、世界基準の安全管理体制を構築した。この信頼性を武器に、国内のみならず海外市場への栗ペースト輸出を視野に入れており、伝統的な菓子作りに国際基準の品質管理を融合させた経営を計画している。「お菓子の持つ不思議な力で、お客様に笑顔を届け続けたい」と福田社長。社員・顧客・取引先のすべてに価値を提供する体制づくりに取り組む。節目の年に向け、同社は熊本が誇る栗文化のリーディングカンパニーとして歩を進める。
〒861-0106 熊本市北区植木町豊田814 
TEL096(272)0234 
https://www.okashi-fukudaya.com/

創業/1948(昭和23)年3月 資本金/300万円 売上高/13億円(2026年2月期見込み) 従業員数/75人 事業内容/菓子製造業・卸売業
「福田屋 熊本和栗庵」 店舗/鶴屋店(鶴屋本館地下1階 和菓子売り場)、JR熊本駅店(肥後よかモン市場内)、福岡空港店(福岡空港国内線2階 スイーツホール)、阿蘇くまもと空港
※この記事内容はくまもと経済3月号(2026年2月28日発行分)の掲載内容です。