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九州産業交通ホールディングス  
 織田 正幸  (おだ まさゆき)

  社長
プロフィール
広島市出身。1966(昭和41)年1月1日生まれの60歳。日本大学法学部経営法学科卒。96年6月潟Gイチ・アイ・エスに入社し、2016年1月取締役関西営業本部長などを経て、18年2月取締役常務執行役員経営企画本部・海外事業戦略本部・海外システム開発本部担当・関係会社管理本部長、22年4月常務取締役。24年11月から常務取締役海外事業戦略・経理財務・M&A担当。25年12月九州産業交通ホールディングス鰍フ社長に就任した。趣味はゴルフ
インバウンド強化と攻めの経営で第2次成長期を拓く
 「これほど事業領域が広い企業の代表を務めることは、大きな挑戦でありモチベーション。第2次成長期を拓く大役を全うしたい」― 親会社の旅行大手・HISで海外事業戦略・M&Aなどを担当してきた織田正幸社長は、旅行業における豊富な知見を携え、2025年12月19日付で社長に就任。決意を新たにする。
 25年9月期連結決算で、売上高が前期比6・4%増の253億7500万円と4期連続の増収を達成。営業利益も同85・6%増と大幅に伸長した。サクラマチクマモトの来館者が年間1400万人を突破し、高速バスもインバウンド需要で好調を維持。「良い流れでバトンを受けた。しっかりと継続させていかねばならない」と気を引き締める。
 重点施策として掲げるのが、旅行事業における組織改編。経営リソースの8割を占めるアウトバウンド事業を刷新し、インバウンド主導へとドラスティックに舵を切る。「インバウンド需要は活況を呈しており、マーケットは非常に大きい。九州産交グループのインフラを連動させ、積極的に取り込んでいきたい」。台湾や韓国などへの拠点設置も視野に営業体制を強化する方針。バス事業ではM&Aによる全国展開も視野に入れるなど、コングロマリットとしてのプレゼンス確立を急ぐ。
 「HISのネットワークも活用しながら、5年、10年先の未来を見据え、攻めの経営を実践する。熊本が秘めるポテンシャルを全国、そして世界へと発信していきたい」と、新天地での飛躍を誓う。

860-0803 熊本市中央区新市街1-28 TEL0963258229 https://www.kyusanko.co.jp/

設立/1942(昭和17)年8月 ※九州産業交通ホールディングス鰍フ下、九州産交バス梶F旅客自動車運送事業、九州産交ツーリズム梶F旅行業、航空代理店業、九州産交ランドマーク梶Fサクラマチクマモト施設運営事業、バスターミナル事業、駐車場事業、九州産交リテール梶Fレストラン・売店事業等の10社が事業展開 資本金/106,500万円 事業内容/グループ会社の事業活動の管理・支援 売上高/2537,500万円(20259月期グループ連結) 従業員数/1,476人(グループ全体)

※この記事内容はくまもと経済3月号(2026年2月28日発行分)の掲載内容です。