Leaders 2026熊本のトップ群像

凱ATSUKI  
 松木 一史  (まつき かずふみ)

  社長
新体制の経営陣。右から山下勇一取締役、原田陽二取締役、松木喜一会長、松木一史社長、大谷昭次副社長、坂川新助取締役、佐々田健吾執行役員
新体制の経営陣。右から山下勇一取締役、原田陽二取締役、松木喜一会長、松木一史社長、大谷昭次副社長、坂川新助取締役、佐々田健吾執行役員
プロフィール
八代市出身、1981(昭和56)年4月10日生まれ、44歳。東海大学政治経済学部卒。港湾物流大手の鰹繿g(神戸市)や梱包資材・物流パレット製造販売のサステン梶i静岡県)、日本製紙の構内業務を請け負う南光運輸(石巻市)などでの勤務を経て、2010年松木産業鞄社。21年11月同社長、凱ATSUKI取締役、25年10月社長就任。趣味は旅行
ウェルビーイングな総合物流企業として存在感
 創業101年目のスタートとなる昨年10月1日付で、グループ10社を経営統合。「新生MATSUKI」としての第一歩を踏み出した。新体制では、業務請負、物流統括、機材整備、管理、総合企画の5つの事業本部制に再編。グループ各社で重複した業務の効率化や各組織の連携を強化しつつ、社員のスキルアップやモチベーション向上などマンパワー活用の最大化に取り組む。「ニュー加賀島」入口に新設した「港事業所」は、周辺の将来的な開発も見据えつつ、セキュリティシステムやフリーアドレス制導入など近代的なオフィスを可視化することで、企業イメージ向上も狙う。また新聞用紙の減産に伴い、事業転換を進める日本製紙八代工場が計画している家庭紙事業にも積極的に参画。対応の準備を着々と進める。
 「AEO認定通関事業者」に加え、昨年4月には「AEO特定保税承認者」となり、物流事業者としてのステータスと企業ブランドをさらに高めた同社。今後は八代港を中心とした陸・海・空の各分野に対応する総合物流事業者へのステップアップを図るとともに、企業価値向上に向けた株式公開を目指す。
 次の100年へ向けバトンを受けた松木一史社長は「社員こそが会社の財産であり、働きがいや日々の充実感を提供するのが経営者の責務。さらにウェルビーイング経営に注力していく」と抱負を語る。八代地域のシンボル企業としてプレゼンスを発揮する同社。若きトップに舵取りを託す。

 866-0851 八代市毘舎丸町1-3 TEL0965326111 FAX0965(32)6114 https://www.matsuki.ltd

創業/1924(大正13)10月 従業員数/410人(パート、アルバイト含む) 事業内容/大手メーカー業務請負事業(原料運搬業務・製品出荷業務・在庫管理業務・その他工場内作業) 一般港湾運送事業(港湾荷役・通関業務・八代港コンテナターミナル運営・大型クルーズ船舶代理店・営業倉庫・危険物倉庫) 一般貨物自動車運送事業(九州−中国地方エリア・産業廃棄物収集運搬) 航空貨物集配事業(阿蘇くまもと空港を拠点に事業を開始) 物流荷材製造販売事業(木製パレット製造・紙管加工) 車両整備事業(民間車両整備「車検のショーエイ」 産業車両整備「リフトのショーエイ」) 設備メンテナンス事業(生産設備・自動倉庫・産業ロボット)

※この記事内容はくまもと経済3月号(2026年2月28日発行分)の掲載内容です。