Leaders 2026熊本のトップ群像

三角海運  
 分造 一義    佐々木龍児  (ぶんぞう かずよし    ささき りゅうじ)

  社長     副社長
佐々木副社長(左)と分造社長(右)
佐々木副社長(左)と分造社長(右)
プロフィール
分造社長
宇城市出身、1963(昭和38)年10月31日生まれ
の62歳。熊本経理専門学校卒。83年三角海運
入社、営業部長、専務を経て2017年4月に社長
就任


佐々木副社長
宇城市出身、1971(昭和46)年1月2日生まれの
55歳。日本大学大学院商学研究科修了。98年三
角海運鞄社、取締役、常務を経て2017年4月に
副社長就任
熊本港の貨物量V字回復、耐震岸壁の早期完成を
2025年の熊本港のコンテナ取扱量は1万3128TEUと1万TEU割れの22年時の取扱量からV字回復
の軌道を描いている。要因としては、23年4月から就航している神戸港からのフィーダー船の取扱増が挙げられ、現在、同港の総取扱量の約5割を占める。韓国釜山港の定期便2便と合わせて新たな航路が熊本港で選択できるようになり、北米や欧州へのルート開拓も可能となった。国内でもそのネットワークで全国に流通網を築くこともできる。
 昨年1月からは2基目のガントリークレーンも稼働、大型コンテナ船にも対応できる。さらに耐震強化岸壁の
整備では、31年度までに240mの岸壁が完成予定だ。「水深が現在の7・5mから9mまで深くなれば現在の5000トン級から1万トン級の入港が可能になり、中国や台湾からの航路も誘致することができる」と早期完成を訴える。
一方、国際便の開設が相次ぐ熊本空港での通関対応のためエアーナックスを導入、輸出梱包や通関・蔵置できる
保税蔵置場を熊本流通団地に完備している。昨年5月には国際貨物が扱える保税共同上屋が完成、デンマークの
DSV社が運営を担っており、「熊本で航空貨物を絶対軌道に乗せたい」と強い意気込みを示しているという。同社も地場流通企業として全力で協力する覚悟だ。
〒860-0848 熊本市中央区南坪井町4-26(熊本事業本部) TEL096(325)1133 https://www.misumikaiun.co.jp
創業/1933(昭和8)年 資本金/2,400万円 従業員数/77人
事業内容/通関業、倉庫業、港湾運送業、船舶代理店業、貨物自動車運送事業、通運事業(JR貨物) 出先/本社営業所(宇城市三角町三角浦)、熊本港、流通団地、鳥栖
※この記事内容はくまもと経済3月号(2026年2月28日発行分)の掲載内容です。