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Leaders 2026熊本のトップ群像

潟Gヴォルト  
 尾形 直樹   (おがた なおき)

  社長
プロフィール
1979(昭和54)年11月5日生まれ、46歳。愛知、静岡、熊本で液晶・業務用カメラ・プロジェクターなどの電子機器や自動車部品・半導体製造装置の生産現場でマネジメントを経験し、2019年にエヴォルトを創業。20年に法人化し社長に就任。熊本の発展のためMIKI500、SIIQ、熊本県工業連合会、クロスイノベーション協議会に尽力している。趣味はランニングとお酒をたのしむこと
地元企業の得意分野生かし協同受注目指す
熊本の半導体産業の劇的な発展が期待される中、地元企業が連携し、半導体製造に欠かせない「水処理装置ユニットを県内で一貫生産する共同受注構想が進みつつある。 潟Gヴォルト(益城町)の尾形社長が描く共同受注構想「チーム熊本」がそれだ。同社が受注管理の役割を担い、水処理装置ユニット(機器スキット)制作を、フレーム制作や特殊溶接などを得意とする地元企業が連携して取り組むもの。従来の元請け・下請けという階層構造から、各社が対等な関係で技術や人材を共有し大規模案件に対応することを目指す。 特に注目すべきは装置のモジュール化である。地元企業が自社工場内で配管やポンプを精密に組み込むことで安定した品質が図れ、設置現場での大幅な工期短縮やメンテナンスの効率化と、設置するユニット数に応じた計画的で無駄のない設備投資が可能になる。尾形社長は「既存の国内生産拠点が飽和状態にある中、熊本空港や八代港など、福岡の港に近い熊本の利点を活かし、世界市場を見据えた需要拡大も見込める」と自信をにじませる。 急激な半導体産業の集積にともなう不動産の高騰や人手不足といった課題も浮き彫りになる中、同社ではEV関連事業への参入に加え、半導体産業で培ったネットワークを活かし、スマート農業や酒造りなどの異分野への事業拡大にも着手。「自社米のスパークリング酒の海外輸出を計画しています。地酒を地域の新たな産業の柱に育てていきたい」と語った。
〒861-2202 上益城郡益城町田原2071-1 TEL 096(300)0105 FAX 096(294)1151
創業/2019(令和元)年11月 設立/2020(令和2)年10月 事業内容/半導体製造装置・自動機省力化機器・産業用製造装置・ハーネスの製造受託 従業員数/200人(パート含む) 本社工場/上益城郡益城町田原2020 拠点/合志、植木、大津、菊池 関連会社/潟Gクシリア(人材派遣業) 福利厚生施設/カジュアルバー「Unite(ユナイト() 菊池郡菊陽町津久礼2205-2 テラストン103)、キッチンカー「マカナアロハ」
※この記事内容はくまもと経済3月号(2026年2月28日発行分)の掲載内容です。