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Leaders 2026熊本のトップ群像

叶A木青果市場  
 渡辺 美佐子  (わたな べみさこ)

  社長
熊本の北の玄関口「スイカの看板」を前に、心一つにする。中央が渡辺社長、右が西山取締役、左が仲本取締役、続いて一口取締役
熊本の北の玄関口「スイカの看板」を前に、心一つにする。中央が渡辺社長、右が西山取締役、左が仲本取締役、続いて一口取締役
プロフィール
熊本市植木町出身。1952(昭和27)年生まれ。会社勤務などを経て、2005(平成17)年専務として同社入社、09(平成21)年副社長、11(平成23)年1月社長に就任。14(平成26)年4月関連会社の潟nートベジフル設立、社長兼任。書道師範
「ZEROCO」で九州・熊本の「食のハブ」へ
 「勇往邁進」を2026年のスローガンに掲げる叶A木青果市場の渡辺美佐子社長。昨年5月、ZEROCO梶i東京都、楠本修二郎社長)と連携し、鮮度保持技術「ZEROCO」(ゼロコ)を活用した約230uの保管庫を同市場内に設置。熊本・九州産農産物を対象に実証実験を重ね、品目ごとの保存期間や品質変化のデータを蓄積してきた。
 そして今年4月、全国でも初めてとなる約1500uの大型食品保管庫「ゼロコ」が市場敷地内に完成する。低温・高湿度の「雪下野菜」から着想を得て開発されたゼロコは温度約0度、湿度100%で食品の細菌繁殖と乾燥を抑制し、生鮮食品の長期保存を可能にする。これにより、安定した食の品質管理と流通体制を確立し、年間を通して食材本来のおいしさを届けることができるほか、フードロスの削減にも大きく貢献できる。さらに、生産者のとっても安心できる出荷体制の構築や価格安定化など多面的な効果が期待されている。
 経営理念のお役立ち精神「作り手善し、買い手善し、売り手善し、社会善し、心一つ」を軸に事業を推進する渡辺社長。「栽(作)る人の気持ちを食べる人に伝える仲介者としての役割を担いたい」と語る。その信念のもと、同市場では食のハブ〞として進化を続け、「未来の市場づくり」に向けて邁進し続ける。
〒861-0136 熊本市北区植木町岩野76-1
TEL096(272)6577 FAX096(273)1630 http://uekiseikaichiba.com/
設立/1969(昭和44)年3月 創業/同年4月 資本金/3,500万円 事業内容/青果物卸売業者として県内外の野菜、果実の集荷と卸売/花、庭木のセリ市(11月〜翌年3月迄、現在休止中) 従業員数/65人 関連会社/潟nートベジフル
※この記事内容はくまもと経済3月号(2026年2月28日発行分)の掲載内容です。