大成経営コンサルティンググループ  
 石本 義弘  （いしもと　よしひろ）

プロフィール

八代市出身、1960（昭和35）年5月18日生まれの46歳。熊本商科大学卒業。税理士事務所勤務を経て1993（平成5）年に独立、熊本、八代に事務所を構えた。趣味は読書。座右の銘は「出逢い」。「多くの出逢いがあって今の自分がある」と語る。


写真は、石本義弘グループ会長と近藤加代子社長（右）

「クリニックタウン」プロジェクトを展開中

　熊本市東部に医療機関を集めた「桜木クリニックタウンプロジェクト」を推進している。これは、地域医療に必要な医療機関を集積して一つの街をつくろうというもので、開業は今年を目指している。医療制度の改革が進む中、「医療分野に新しい風を吹き込みたいとの思いから、熊本初の取り組みを始めた」と石本会長が語るように、同グループでは、一昨年の福祉事業に次ぎ、新たな医療事業分野への進出となる。
　「このクリニックタウンは、医師にとっては少ない自己資金で開業ができ、病院経営のサポートもグループの�椛D井財産コンサルタンツ熊本が行う。地域の方にとっても、11カ所に複数の診療科目が揃っているので、医療のワンストップサービスを利用できるメリットがある」と自信を見せる。
　同グループでは、財務会計総合コンサルタント業を核に、�椛D井財産コンサルタンツ熊本、海外貿易商社の�椛蜷ｬグローバル・トレーディング、介護事業の�椛蜷ｬアフェクション、ＮＰＯ法人大成グローバルグッドの設立など、急速に事業が広がりを見せている。
　｢事業領域の拡大は、経営者のための『ワンストップサービス』を強化してきた結果。東京や海外から人、モノ、カネ、プラス情報をうまく地元熊本にフィードバックすることで、時代の先を行く事業を展開できる。今後も、グループ力を生かしてスピーディーに企業経営のサポートに努めていく｣と意欲を見せる。