Leaders 2009熊本のトップ群像

大森産業  
 大森 敏雄  (おおもり としお)

  社長
プロフィール
熊本市田崎町出身、1960(昭和35)年7月6日生まれ、48歳、真和高校−熊本商科大学商学部卒。83年オリエンタル警備保障取締役、84年大森産業取締役、87年日本ビルサービス鞄社、89年大森産業入社、91年オメックス取締役、92年大森産業(水俣)取締役、97年代表取締役専務を経て02年7月社長に就任
社内インフラをベースに“提案力”の高い人材育成に意欲
 昨年創業60周年を迎えた建物総合管理業の大森産業梶i熊本市月出1丁目)。(社)熊本県ビルメンテナンス協会の副会長である大森敏雄社長は「経済環境の悪化から、大変厳しい状況になってきていると思います」と、同業界を取り巻く現状を説明する。公共事業の減少が進む一方で、入札方法などが簡略化され県外業者の進出が顕著になっている。大森社長は、「考えられない価格で落札し、質の低い仕事を行い多数のクレームを受けるなど、不良業者の横行で、発注者にご迷惑をおかけする事例が出てきています」と県内の状況を危惧する。協会では各種技能研修やボランティアとしての一斉清掃、また災害技援を実施。近年では雇用支援の活動も始めた。「一部の外部業者のために、県内業界全体のイメージが悪くなってはいけません。私たち地元の業者は、地域のため、責任ある質の高い仕事を提供できるように努力を続けています。また協会は“地域に育ててもらっている”という意識を持ち、一層の公益活動を実施したいと考えています」と訴える。
 「消費型社会から循環型社会への大転換が進んでいます」と社会のトレンドを認識する大森社長は、企業として“新しい提案力”の必要性を感じている。「環境に配慮したストックマネジメントで全体最適を図り、併せてお客様の利益に結びつけるお手伝いをしていきたい」と意欲を見せる。同社ではISO9001、同14001、労働安全衛生管理システムOHSAS18001の認証取得や会社全体の基幹業務の統合管理システム構築など、品質向上の取り組みを続けてきた。「これらのインフラを活かし、お客様に有益な提案のできる人材を育成したい。そして、受身ではなく、攻めの営業を行いたい」と、人材育成を強化し、変革の時代に臨む構えだ。
〒862-0920 熊本市月出1-7-13 TEL096(384)0251 FAX096(382)7752
http://www.ohmori-fm.co.jp
創業/1948(昭和23)年12月 設立/1955(昭和30)年12月 資本金/3,000万円 事業内容/建物総合管理業 売上高/18億2100万円 従業員数/463人 関連会社/潟Iメックス、大森産業梶i水俣市)ほか2社 出先/福岡支店、鹿児島営業所 事業所/ハ代、芦北、水俣、阿蘇、玉名、菊陽、嘉島
※この記事内容はくまもと経済3月号(2009年2月28日発行分)の掲載内容です。