Leaders 2009熊本のトップ群像

褐F本菓房  
 布井 吉治  (ぬのい よしはる)

  社長
プロフィール
1950(昭和25)年4月3日生まれ、58歳。天草市(旧本渡市)出身、天草高等学校−東京製菓学校卒。72年褐F本菓房入社、80年常務取締役、88年副社長、03年7月より現職。趣味は旅行
地域の素材を生かしたオンリーワンのお菓子づくりを
 「本物、手づくり、産直をテーマに、人々の記憶に残るオンリーワンのお菓子づくりを進め、全国に発信していきたい」と話すのは、熊本菓房鰍フ布井吉治社長。
 03年7月の社長就任以来、経営環境の改善や、企業体質の強化など、様々な改革を推進する布井社長。また商品開発においては、食の安心・安全への関心が高まる中で、県内産地のさまざまな素材を生かした特色ある商品づくりを進めている。
 今年2月には、JA阿蘇小国郷と共同開発で「阿蘇小国ジャージー牛乳」を使ったカスタードケーキなど、4種類の和・洋菓子を新発売。すでに売れ行きも好調で、今後、サブレなど第2弾の商品化も計画している。また、JAあしきたと共同開発したデコポンゼリー」は、全国の百貨店などでの催事販売など、現在、全国から注文のある人気商品となっている。さらに、阿蘇・黒川温泉の女将の会が考案したスイーツの開発にも協力するなど、様々な形で地域とのタイアップを進めている。「熊本は、観光資源や産直の素材が豊富にある。地域の方々と、共に成長する関係を大事にしながら、各地の特色を生かした商品づくりを進めたい」と、地域と共に成長する姿勢を大事にした商品開発を大事にしている。
 また来年は、創業60周年を迎える同社。就任以来、様々な改革を推進してきた布井社長は「創業60周年の節目を第3創業期と捉え、新たな発展に向けた挑戦を続けたい。とくに『共育』『共感』をモットーに、人づくり、商品づくりを進め、人々の記憶に残るお菓子づくりを通して、熊本から全国に発信できる、オンリーワンの企業を目指していきたい」と力強く抱負を語った。
〒861-8031熊本市戸島町920-3 TEL096(380)3535 http://www.kabou.com/
創業/1950(昭和25)年12月 設立/1970年12月 資本金/3200万円 事業内容/和・洋菓子製造販売 売上高/15億円 従業員数/138人 店舗/東バイパス本店ほか11ヵ店舗 姉妹店/フランス菓子「カトルズ ジュイエ」(県立劇場横)
※この記事内容はくまもと経済3月号(2009年2月28日発行分)の掲載内容です。