Leaders 2009熊本のトップ群像

褐F本放送  
 笠 日出臣  (りゅう ひでおみ)

  社長
プロフィール
熊本市出身、1943年(昭和18年)1月4日生まれの66歳。早稲田大学商学部卒。66年熊本放送入社。業務局長、報道制作局長を経て01年取締役、02年東京支社長、05年業務本部長、同年6月常務、07年6月社長就任。趣味は旅行、映画、ゴルフ。社員とは酒を交えてのコミニュケーシヨンを図っている。
放送局を核に、地域の総合文化情報産業を目指す
 世界不況が熊本にもやって来た。「ローカルヘ及ぼす環境の変化を見ながら、時代に相応できる体制づくりを急ぎたい」と笠社長。07年の社長就任以来、「企業の力はシフトカ」と組織改革や大幅な人事異動を実施し、活性化に努めている。一昨年は、事業部を局に昇格させ、昨年は、数年先を見越した企画や新規事業などを検討する経営戦略室を新たに設置した。
 経済環境が激しく変化する中、笠社長は業界を、「放送各社は航海図なき大海原へ船を漕ぎ出したが、いきなり世界不況という荒波を受けている状況」とみており、波を乗り切るためには、「常にエンジンをかけておくこと」と社員たちに「覚悟」や「知恵と工夫」を求めている。
 今年は、正月の知事会見を県内初となるワンセグ放送で実施し、2月には、エリアワンセグの実験に成功した。4月には、旧くまもと社会保険センターをRKKカルチャーセンターとしてリニューアルオープンするなど同社では、新しい時代に向けて、取り組みが進んでいる。
 今春からは、報道系、情報系番組の制作力をつけていく考えだ。九州の民放では、RKKテレビの自主制作番組の割合の多さは1、2位を争う。さらに「週刊山崎くん」などローカル番組をゴールデンタイムで放送しているテレビ局は全国でもあまり例がない。
 「地元放送局としてこれまで長年培ってきた技術やノウハウ、コンテンツを武器に地域密着を図っていく。放送局を核とした、地域における総合文化情報産業を目指していく」と明確な将来像を指し示す。
〒860−8611 熊本市山崎町30 TEL096(328)5511 http://www.rkk.co.jp/ 
設立/昭和28年7月 資本金/2億円 事業内容/民間放送事業(ラジオ、テレビ)役員/代表取締役社長 笠日出臣 常務取締役 浅山弘康、西尾国久、岡山鐵生 取締役 小串信夫、村上輝和、松前眞、田代季久夫 従業員数/136人 出先/東京支社、大阪支社、福岡支社 関連会社/崖KKメディアプランニング、潟Gヌ・アイ・ケイ、熊本産業文化振興
※この記事内容はくまもと経済3月号(2009年2月28日発行分)の掲載内容です。