トップ Leaders 熊本のトップ群像 樺゚屋百貨店
Leaders 2009熊本のトップ群像

樺゚屋百貨店  
 本田 一  (ほんだ はじめ)

  社長
写真は本館地下一階の和菓子コーナー
写真は本館地下一階の和菓子コーナー
プロフィール
八代市出身、1940(昭和15)年1月22日生まれ、69歳。九州学院高校卒。64年鶴屋百貨店入社、88年商品第二部長、93年商品副本部、95年取締役商品統括部長、97年常務取締役営業総括部長、99年同営業統括本部長、02年専務営業本部長代理、03年同外商本部長、04年代表取締役専務などを経て05年社長に就任。趣味は登山、旅行。座右の銘は「洵に日に新たに、日日に新たに、又日に新たなり」。
商品力強化・人材の有効活用で「地元の百貨店」作りを推進
 昨年9月のリーマン・ショックに端を発する世界的な不況は、国内にも大きく影を落とし、消費環境も停滞している。鶴屋百貨店の本田一社長は「大変革の時こそ果敢なる創造」を、新年度の方針として掲げた。「厳しい環境の中でも売り上げが好調な商材もあり、お客様の嗜好が多品種化していることは確実です」と話す本田社長は、人材の有効活用を目的に、社員の再配置を計画している。「自分たちで仕入れ、自分たちで売場を作り、自分たちで売る。百貨店の基本ではありますが、社員一人一人が直接お客様のニーズを的確に受け止め、売り場に反映させていきたい」と意欲を見せる。
 一方で昨年3月の地下食品売場から始まった第一期のリニューアルは、11月の化粧品・服飾雑貨・婦人服部分のオープンで一段落付いた。特に食品は、全国及び県内の名品を多数投入した結果、前年を上回る勢いで推移している。また売場自体を拡張し、集中させた化粧品やアクセサリー、対象を明確化した婦人服などの分野では改装効果が現れはじめている。さらに昨年2号店をオープンした食品スーパー「フーディーワン」も堅調な推移を見せており、今年は3号店のオープンも視野に入ってきた。
 「こういった環境化でも、新規ブランドの出店要望もいただいているので、プライスゾーンの拡充も含め商品力の強化は引き続き取り組んでいこうと考えています」と今後の展開を示唆する本田社長は「鶴屋は地方の百貨店としてはトップクラスの品揃えだと自負しています。しかしただのブランド集積ではなく、地元に根ざした百貨店として、地元のお客様に上質な提案・情報発信できるよう努力を続けたい」と笑顔を見せる。
860-8586 熊本市手取本町6-1 TEL096(356)2111  http://www.tsuruya-dept.co.jp/
設立/1951(昭和26)年2月 創業/1952(昭和27)年6月 資本金/1億円 事業内容/百貨店業 売上高/664億円(08年2月期) 従業員数/606人 出先・出張所/八代、玉名、荒尾、人吉、本渡、大津、水俣、八代生活彩館、鶴屋物流センター(熊本市)、パリ出張所ほか 関連会社/樺゚屋フーズクリエイティブ、樺゚屋パーキング、鶴屋商事侃樺゚屋友の会、甘夏ローヤル侃樺゚屋クレジットサ一ビス、潟}ドック熊本、褐F本観光バス
※この記事内容はくまもと経済3月号(2009年2月28日発行分)の掲載内容です。