大成経営コンサルティンググループ　  
 石本　義弘  （いしもと　よしひろ）

プロフィール

八代市出身、１９６０（昭和３５）年５月１８日生まれの５０歳。熊本商科大学卒業。税理士事務所勤務を経て１９９３（平成５）年に独立、熊本、八代に事務所を構えた。趣味は読書。座右の銘は「出逢い」。「多くの出逢いがあって今の自分がある」と語る。熊本県経営コンサルティング協議会の副会長も兼ねる

経営者のための『ワンストップサービス』で、企業経営をサポート

　「１００年に１回の不景気。この機に攻めの姿勢で事業展開を進めている」と語る石本会長。「１００年に一度の不景気と騒がれているが、現在の経営者で１００年前を経験している者は誰もいない」と不況ムードを吹き飛ばす。「企業にとっては大変な時代だが、ピンチはチャンスであり、中小企業が大きく飛躍できる可能性がある。成長している企業は、社長が元気でポジティブ、勤勉家などの共通点がある」とトップの意識の重要性を訴える。
　同グループは、財務会計総合コンサルタント業を核に、企業再生やＭ＆Ａ、事業承継、資産運用などを手がける�椛D井財産コンサルタンツ熊本や海外貿易商社の�椛蜷ｬグローバル・トレーディング、介護事業の�椛蜷ｬアフェクション、ＮＰＯ法人大成グローバルグッド、大成ベトナムなどを設立し、事業領域を拡大してきた。コンサルティング業、記帳代行業、介護事業などを中心に業績は好調に推移しており、成長を支える社員の頑張りに応えるため昨年12月には社員のドバイ研修旅行を実施した。
　「私どもの目指すのは、経営者のための『ワンストップサービス』。また今後は『ハブ機能』が大事になってくるという。サービス内容の差別化を図った高付加価値戦略を採っていく。東京やベトナムをはじめ海外から人、モノ、カネ、プラス情報を地元熊本にうまくフィードバックすることで、熊本の企業成長の手伝いが出来る。スピード感のある効率的な企業経営をサポートしていく」と今後の企業戦略を語る。