�潟Gスケーホーム  
 瀬口　力  （せぐち　ちから）

プロフィール

山鹿市鍋田出身、1973（昭和48）年12月14日生まれ、37歳。鹿本高校ー熊本大学法学部卒、熊本大学大学院法学研究科修了。同院在学中の1999（平成11）年、同社の前身�叶｣口工務店入社、翌年代表取締役社長に就任。常に新しいことを考え実行するアイデアマン。趣味は読書と月3〜4回のゴルフ。最近のベストスコアは79

現場との連携強化、住宅見学会の充実図る

　去年10月、旧本社を改装し世界中の高品質の住宅素材を展示するギャラリーをオープンした�潟Gスケーホーム。今年も同社にとって飛躍の年になりそうだ。
　今年、同社は全社員にアイパッドを導入。「会社のパソコンとも連携しているため商談の際の予期せぬ質問にも対応できるんですよ」と利便性について笑顔で語る。完成見学会を主力に市場を展開する同社だが、今年は見学会様式もがらりと変えた。住宅の紹介はさることながら、顧客の家づくりの経緯、同社を選んだ理由、今後住宅を建てる人へのアドバイスなどを展示し、イベント型の見学会方式に変更した。また、現場との連携の強化も図る。同社施工に関わるすべての人に一日の進行計画、進行状況を社長にメールで報告することを徹底、そのほか大工歴10年以上、クレーム率１％以下の大工しか利用しない「クラフトマスター制度」も導入し、住宅の施工の質を上げ、顧客に更なる安心を提供する。
　「今後は住宅を“住まい”のカテゴリーではなく、“プレミア”“ステータス”のカテゴリーにしていく必要がある」と言及する瀬口社長。現在、その一貫として「エスケーオーナーズクラブカード」を顧客に発行、他業種と連携して「ワンランク上のサービス」を提供する。「やってみないと分からない」と瀬口社長自ら打ち出す経営哲学により今年もエスケー旋風が巻き起こるに違いない。