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蛇の目ブロック  
 原 裕一  (はら ゆういち)

  代表取締役
プロフィール
熊本市水前寺出身、1967(昭和42)年5月11日生まれの43歳。熊本北高等学校−東和大学建設工学科卒。サンコーコンサルタント活鼡煙囃z士事務所に勤務後、1994(平成6)年蛇の目ブロック挙社。96(平成8)年代表取締役に就任。趣味はスクーバーダイビング(マスターダイバー)、スキー(認定指導員)、ゴルフ、アメリカンフットボール(熊本マーベリックス所属)
安心で安全なランドスケープによる地域社会への貢献
 大正15年に石炭レンガ工場として創業以来、素材や環境特性を活かした製品づくりにこだわるブロックメーカーとしてエクステリア全般を網羅する蛇の目ブロック汲ヘ、今年で創業85周年を迎える。
 「最高の信用、品質管理の錬磨、地域社会への貢献」を会社方針とし、信頼される製品の提供と人格の陶冶に努め、信用を拡大し、社会を豊かにしたいと考えている。あらゆる業界で品質に対して厳しくなっている中、JIS(日本工業規格表示認定)会社として品質に絶対の自信を持ち、工場内の整理整頓や清掃、清潔を徹底している。
 製品開発にも意欲的だ。一つ目は、基礎ブロック「ベース筋ブロック」。社長は「各地で大きな地震が頻発する中、ブロック塀について真剣に考え、安全性確保と基礎工事の標準化とともに環境にも配慮しました」と解説する。従来の施工法と違い、縦筋の立ち上げ・配筋を簡単にでき、工期短縮・コストダウン・型枠材無しを実現した。
 二つ目は、カラーブロックの「シルエット」。「斬新なデザインと視覚へのインパクトにこだわり、リブカットのシャープな斜形が見る角度により独特な陰影を作り出します」と社長。ラインブロックとしては画期的で、キャメル・アッシュ・ダークグレーの3色はどんなものにも相性が良い。高品質を維持しつつ低価格なのも魅力だ。
 安心・安全な製品を輩出してきた同社。さらに独自のデザイン性でランドスケープによる地域社会への貢献を目指している。
〒862-0920 熊本市月出1丁目4番76号 TEL096(383)2345 http://www.janome-block.co.jp
創業/1926年5月 設立/1953年4月 資本金/500万円 事業内容/各種コンクリートブロックの製造販売、輸入建築資材の販売、エクステリア資材、ガレージ・カーポート販売 売上高/3億9千万円(2010年3月期) 従業員数/21人 JIS(日本工業規格表示認定工場)/認証番号GB0809002 加盟団体/全国建築CB工業会、熊本県CB工業組合、九州JISCB協会、ストーンセレクト工業会
※この記事内容はくまもと経済3月号(2011年2月28日発行分)の掲載内容です。