光進建設��  
 井上　弘太郎  （いのうえ　こうたろう）

プロフィール

球磨郡多良木町出身、1959(昭和34)年7月24日生まれ、52歳。九州東海大学工学部建築学科卒。88年５月光進建設入社。93年取締役、97年常務取締役、2001年取締役副社長、11年6月に社長就任

50周年を見据えその先も“選ばれる”企業づくリ

　昨年の６月から光進建設�梶i熊本市御領２丁目）の新社長に就任し、手腕を発揮する井上弘太郎社長。就任後から真っ先に取り組んでいるのが、意識改革などによる社内組織の充実だ。23年度の県の経営事項審査では県内唯一の１２００点台となったほか、完工高は約74億円で県内建設業界のリーディングカンパ二ーとして成長している。そんな中で井上社長は「様々な評価を頂く中で、お客様にとっては施工物件に対する満足度が第一。今後も選ばれる建設会社であり続けるために、高い技術を提供できるプロフェッショナルでなくてはなりません。それには、社員や各部門での意識改革が必要で、50周年までにその下地を整えたい」と説明する。既に取り組むべき指針を示し、目標達成に向け各部門の役割を再構築中。光進ブランドに組織力や社員個々の能力などのプラスアルファーが加わることで今後も支持される企業であることを目指す。
　また、もう一つ50年の節目の年までに目指しているものが大津町室に整備が進む「福祉村」の完成だ。井上太喜郎会長の情熱で着実に計画は進み。一昨年に完成した有料老人ホーム「太寿園」に加え、昨年12月には養護老人ホーム「光進園」が完成。さらに、この３月には保育園の建設に着工し秋には完成する予定。その後、クリニックなども併設予定で、医療と福祉が融合した和みの空間づくりとそれを通じた地域貢献を目指し邁進する。