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次期学長に古賀実副学長
 熊本県立大学 4月1日から4年間

熊本県立大学(熊本市月出3丁目、蓑茂寿太郎理事長)は12月18日、米澤和彦現学長の任期満了に伴う次期学長選考会議を開き、古賀実副学長・同大環境共生学部教授の次期学長を選考した。任期は2010(平成22)年4月1日から14年3月31日までの4年間。
古賀実(こが・みのる)氏は、1949(昭和24)年9月生まれの60歳。北九州市出身。福岡教育大学教育学部特別教科教員養成課程理科・化学専攻卒。理学博士(九州大学)。72に北九州市環境衛生研究所に入所。産業医科大学医学部講師、米国カルフォルニア大学ロサンゼルス校公衆衛生学部博士研究員、産業医科大学医学部助教授共同利用研究センター副センター長などを経て、97年に熊本県立大学生活科学部助教授として着任。99年から同大環境共生学部教授、2003年から学生部長、06年から同大副学長。そのほか、中国浙江大学客座教授、英国プリマス大学客員教授なども務めている。専門分野は環境分析化学。研究課題は、環境中微量有害物質の分析法の開発、微量物質の環境中動態、微量物質の健康影響評価、有害物質の処理。授業科目として、環境と生きる、基礎化学、化学実験、環境分析化学、環境分析化学実験などを受け持つ。

副学長に半藤英明文学研究科長

また、同大は半藤英明同大大学院文学研究科長・文学部日本語日本文学科教授を次期副学長として選考した。
半藤英明(はんどう・ひであき)氏は、1960(昭和35)年2月生まれの49歳。東京都出身。成蹊大学大学院文学研究科修士課程修了。文学博士(成蹊大学)。83年から世田谷学園中・高等学校非常勤講師。郁文館高等学校非常勤講師、帝京大学中・高等学校および穎明館中・高等学校教諭、静岡英和女学院短期大学国文学科専任講師および同助教授などを歴任。2001年から熊本県立大学文学部日本語日本文学科助教授、04年から同教授、07年から同大学院文学研究科長を務めている。専門分野は日本語学。研究課題は、助詞の研究。係助詞を中心に、各助詞の用法・機能の分析を主とし、表層言語における種々の文法解釈と用法分析にも及ぶ。授業科目は、日本語学演習、日本語学特殊研究、日本文法T・U、日本語学概論U。大学院では、日本語史特殊講義、日本文法特殊講義、日本語学特殊講義、日本語学特別演習(博士前期)、日本語学研究、特別研究(博士後期)を受け持つ。 (奥村)
週刊経済:2010年1月5日発行 No.1555

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