外来病棟の増築工事が完成
　ニキハーティーホスピタル　既存棟は改装へ

精神科、神経科の仁木会 ニキハーティーホスピタル（熊本市月出４丁目、仁木啓介理事長）が進めていた外来病棟の増築工事がこのほど、完成した。
既存の２階建て外来病棟に隣接し、平屋建て、建築面積４６６�uの建物を増築した。またこのほど、既存病棟の全面改装に着手。受付や検査室、診察室、カルテ室、処置室など外来の主な機能を増築部分に移し、既存棟はエントランスにする。全面改装は８月中旬に完成する予定。今回の増築および改装は、受付から精算までの流れをスムーズ化するレイアウトに変更し、患者の待ち時間短縮につなげるのが狙い。
同院は「工事と合わせ、電子カルテや自動精算システムの導入など、院内のＩＴ化も進める」と話している。
ニキハーティーホスピタルは１９６４年、現在地に仁木病院として開院。２００７年、現病院名に変更した。診療科目は精神科、神経科、神経内科でベッド数は２００床、スタッフは１５０人。（大島）