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益城町に物販などの新施設建設し本社移転・・・・マスナガ

 機械工具・器具卸販売の潟}スナガ(森弘国社長)が益城町広崎に建設していた物販・部品加工などを兼ねた新施設が完成、2月1日付で熊本市南区江越2丁目から本社を移転した。新施設は3月17日にオープンした。
 社屋が手狭になったため、新たな事業展開を視野に新施設を建設。社員の福利厚生の充実も図る。総事業費は約4億2千万円。施設の名称は「マスナガキカイ研究所」。場所は、県道熊本益城大津線・通称第二空港線沿いにあるショッピングモールさくらの森の約200m南東側。敷地面積は1506u、建築面積626u、木造2階建て。延べ床面積は932uで、旧社屋の約2・6倍になった。
 1階には、施設入り口正面のスペース中央に大きな机を設置。勉強会やワークショップなどを開くことができる共有空間(施設名・「COMMONS」)にしたほか、ねじなどのファスニングや機械部品など約1万点を会員向けに24時間販売する店舗(施設名・「PRO-SHOP」)を配置した。また、旋盤やフライス盤、溶接機などの金属加工機のほか、最先端の3D造型プリンターなどを備えたfab(ワーキングスペース、施設名・「FACTORY」)も設け、一般の来店者も利用できるようにした。2階は事務スペースのほか、商談などを行うミーティングルーム3室を設け、会員向けにも貸し出す。外壁にはガルバリウム鋼板を施工。薄いグレーの色調の外観にし、北側の屋根には、ねじが刺さったようなデザインの看板を設置した。駐車場は来客用が約15台、社員用は20台を収容する。
 森社長は「新施設は、日本のエンジニアリングをよりおもしろく≠キるための『人と技術の共有集積地』がコンセプト。当社のお取引先さまをはじめ、一般の人や学生さんなど多くの作り手が集まる場所にしたい。業界の内外を問わず多くの方々に気軽に利用してほしい」と話している。
 同社は1949年創業、75年8月に設立。資本金は1200万円。機械工具やファスニングをはじめ、半導体関連部品や自動装置関連部品の販売などを手掛けている。2024年6月期の売上高は7億5千万円、経常利益は3600万円。従業員数は21人。
_くまもと経済 業界NAVI_:2025年6月30日発行 No.529

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