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「放送文化基金賞」で開局70周年記念番組が奨励賞・・・・熊本放送

 褐F本放送(熊本市中央区山崎町、・坂口洋一朗社長、略称=RKK)は7月16日、同社が制作したRKK開局70周年記念特別番組ななまるテレビが「第50回放送文化基金賞」でエンターテインメント部門奨励賞を受賞したことを発表した。
 番組名は「ななまるテレビ『今日、解決はしないけど。―熊本で生きるわたしたちのテレビ―』」。複雑化、多様化する社会の流れの中で、実はついていけていないことや腑に落ちていないことなどのもやもや≠ノついて、RKKアナウンサーがゲストとともに、「答えを出さずに」考える1時間のトーク番組として制作。番組では女性の生理の話題を避けてきた50歳代の男性タレントをゲストに招き、生理をめぐるコミュニケーションの難しさについて話し合った。
 同賞の選考理由では「すぐに解決策や答えが求められる現代において、あえて『解決しない』『答えを出さない』という姿勢を貫くことは実は難しい。これまでの優等生的なテレビの作り方に異を唱え、自分たちの悩みを率直に語り合える広場を作り出そうとする意欲的なトーク番組である」と評価された。
 また番組の企画・演出を手がけた松田望(RKK)さんが企画賞を受賞。選考理由では「『今日、解決はしないけど。』の企画制作を通して、トーク番組のテーマ選定やその伝え方に新機軸を持ち込み、広場としてのローカルテレビの可能性を示した」と評価された。
 同社では「変化の激しい時代に生きていくことに一緒に考えていけるような場を提供することは、ローカル局の存在意義の一つではないかとも感じている。創立71年目を迎え、これからも挑戦をやめない地域の放送局として歩んでいきたい」と話している。

福居アナがJRN・JNNアノンシスト賞

 褐F本放送(熊本市中央区山崎町、坂口洋一朗社長、略称=RKK)は7月17日、JRN・JNN系列各局の優れたアナウンサーに贈られる「第49回JRN・JNNアノンシスト賞」で同社の福居万里子アナウンサーがテレビ読み・ナレーション部門で最優秀賞を受賞したと発表した。
 同賞はJRN・JNN系列各局のアナウンサーを対象に、年間を通じて放送されたアナウンス業務の中で優秀な活動に対して贈られるもの。スポーツ実況やフリートークなど8つの部門で審査され、同社では昨年度放送されたRKK70周年報道特別番組『スローなニュース』「犯人からの手紙〜3歳女児殺害事件〜」のナレーションが受賞の作品となった。審査では「自身も子を持つ親として感情移入してしまいそうな内容のナレーションだが、感情を込めすぎることなく『静かな声』や『充分な間』を生かし、聴かせることを意識して読むという技術が高い評価を受けた」という。
 同社では「今回の受賞は、福居アナの喜びはもちろん、RKKアナウンス部全体の励みにもつながるもので、今後も日々の業務の積み重ねや現場取材の経験などをより良いアナウンスメントに生かしていけるようさらなるスキルアップにしていきたい」と話している。
_くまもと経済 業界NAVI_:2024年10月30日発行 No.521

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