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9月の有効求人倍率は1・23倍・・・・熊本労働局

 熊本労働局が10月29日に発表した24年9月の県内有効求人倍率(季節調整値)は前月と同水準の1・23倍だった。
 有効求人数(同)は前月比1・4%増の3万5037人となり、3カ月ぶりに増加。有効求職者数(同)は前月比1・1%増の2万8442人となり、4カ月ぶりに増加に転じた。正社員の有効求人倍率(原数値)は前年から0・02ポイント下回り、1・08倍だった。新規求人倍率(同)は前年同月比0・04ポイント下回る2・22倍。
 新規求人数(同)は同2・1%減少し、1万2611人だった。そのうち、一般フルタイム求人は同1・8%増の8469人、一般パートタイム求人は同9・2%減の4142人だった。新規求人状況を主要産業別に見ると、建設業、製造業、サービス業(他に分類されないもの)が前年同月と比べ増加。とくに製造業の項目の一つで半導体製造装置の製造を含む「生産用機械器具製造業」は前年から66%増加した。一方、半導体製造を含む「電子部品・デバイス・電子回路製造業」は昨年、多くの求人があった反動を受けて7・2%減少した。また、運輸業・郵便業、卸売業・小売業、宿泊業・飲食サービス業、医療・福祉は減少した。
 新規求職申込件数(同)は前年から1・6%上回り5429人。そのうち、一般フルタイムは同3・2%減の3219人、一般パートタイムは同9・3%増の2210人だった。また、常用求職者(パートを含む)を在職者・離職者・無業者の様態別にみると、在職者は前年同月比0・9%減の1372人、離職者は同3・3%増の3520人、無業者は同3・0減の515人。離職者のうち事業主都合離職者は2・4%増の640人、自己都合離職者は同3・4%増の2690人、前職自営などは5・7%増の74人となった。新規常用求職者(パートを含む)全体では同1・6%増の5407人となった。
_くまもと経済 業界NAVI_:2025年1月30日発行 No.524

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