菊陽町のテクニカルセンターに新棟建設・・・・ナカヤマ精密

　耐摩耗精密金型工具製造販売などのナカヤマ精密（大阪府淀川区、中山愼一社長）は同社テクニカルセンター（菊陽町原水）に新棟の建設を計画している。投資金額は３億円。１１月１６日、熊本県庁で同町と立地協定を結んだ。
　既存の建物の南側に建設し、鉄骨造り平屋建て、床面積は８６１�u。新棟は従来の金属部品のナノ加工に加え、同社のテクノラボ（益城町田原）がメーンとする研究開発機能や検査装置の組み立てなども集約して行う。また従業員は新たに１０人雇用する。２０１８年１月に着工し、６月に操業を開始。
　中山社長は「熊本に工場を構えてから３０年以上経過し、今のお客さまのニーズに応えるため、新たな設備を整えている。今後は西原村の熊本工場にも新工場建設の計画を進めており、再来年には着工を進めたい」と話している。同社な１９６９（昭和４４）年６月設立。資本金は４８００万円。工場は県内に熊本工場、テクニカルセンター、テクノラボの３カ所構える。今期の売上高は過去最高の２７億円を予定している。