トップ 経済ニュース
経済ニュースEconomic News
熊本に特化した転職支援サービス、求人情報 | リージョナルキャリア熊本

長嶺西3丁目にグループ・ケアホームを建設
 ライン工房 来年4月オープン予定

熊本市戸島5丁目で就労継続支援事業などを行っている社会福祉法人・ライン工房(武田幸之助理事長)は、同市長嶺西3丁目に身体障害者のグループ・ケアホームを建設する。11月上旬に着工し、来年4月にオープンする予定。
場所は県道小池竜田線沿い、マックスバリュ長嶺店北西側。敷地面積は約500u、木造平屋建て、建築面積は269uで床面積は243u。グループホーム、ケアホームが一体となった施設で、名称は「第二ゆうゆう館(仮称)」。ホーム内は段差をなくした全面バリアフリー構造となっており、居室のほかに食堂や宿直室、多目的室などを設ける。居室は完全個室(13・26u)で部屋数は7部屋、そのうち4部屋が車いす用のトイレ仕様となっている。障害者手帳を所持している肢体不自由、知的障害者などが対象。また、建設に当たりスタッフの増員も予定している。
ライン工房は1988(昭和63)年に地域生活作業所ライン工房として同市長嶺町に開所し、94年に法人化。現在、就労継続支援B型事業の社会就労センター「ライン工房」やしょうがい者福祉ホーム「ゆうゆう館」、熊本市しょうがい者生活支援センター「青空」などを運営している。利用者は65人でスタッフは30人。ライン工房の熊川嘉一郎統括施設長は「個室には窓を2つ設置して風通しを良くし、部屋同士の壁をなるべく接さないようにするなど、独立性と住み心地の良さにこだわった。居住される方が安心して過ごせるような住まいを提供していきたい」と話している。  (堀)
週刊経済:2010年11月2日発行 No.1596

関連記事

powered by weblio



「くまもと経済」は昭和46年の創刊以来、『熊本』に密着した独自の特集記事や企業ニュース、人物 インタビューなど、毎号200以上の企業・団体の発展的な経済情報を掲載。業界や特定企業の動向を知る情報源として、また、事業展開のための情報・資料として、熊本のビジネスシーンで広く活用されています。

定価:1,931円/年間購読:19,500円

購読のお申込みはこちらから