臨床薬理センターで医薬品の臨床試験を実施
　相生会　同センター初の第１相試験

相生会（下益城郡富合町古閑、小西淳二理事長）が運営するにしくまもと病院・臨床薬理センター（入江伸センター長）は８月、２種類の医薬品に対する臨床試験を実施する。
これまで食品の臨床試験や後発医薬品の同等性試験（新薬と同等の効果が得られるかを検査）を実施してきたが、同センター開設以来初の第１相試験（健康な人を対象とした新薬の安全性検査や、薬の吸収・分布・代謝・排せつなどの薬物動態検査）を実施する。試験期間は８月初旬から下旬まで、それぞれの医薬品につき２期に分けて行う。対象者はいずれの試験も２０〜３５歳の健康な日本人男性で、体重５０�s以上、ＢＭＩ（体格指数）が１８〜２５の人。試験期間中は同センターで入院となる。また同センターでは創薬ボランティアを募集しており、それぞれ２０人前後が定員となっている。 （東）