完工高は５・５％減の５６７億８３００万円
　西部電気工業　経常利益は７億３５００万円

西部電気工業�梶i熊本市坪井２丁目、笠原正昭社長）の２００９年３月期の連結決算は、完工高が前年同期比５・５％減の５６７億８３００万円、経常利益は同期比６７・８％減の７億３５００万円の減収減益となった。
企業のＩＴ化を支援するネットワークソリューション部門は好調だったが、主力の光ブロードバンドサービス通信設備関連工事が減少したため。受注高は、同期比８・２％減の５４９億円となった。 また、完成工事高の減少や受注価格の低廉化、施工コストの上昇などで、当期純利益は７１・９％減の３億３３００万円。
同社では「積極的な営業展開による受注の拡大、グループ経営の効率化を図るなどコスト競争力の強化に取り組んでいく」としており１０年３月期の連結業績の見通しは、完成工事高が５６５億円、経常利益は１５億２千万円を予想している。

監査役に、津野勝仁�鰍mＴＴデータ九州顧問

同社では、監査役に津野勝仁�鰍mＴＴデータ九州顧問が就任する人事を内定した。藤原靖司監査役は退任する。６月１９日開催予定の株主総会で決定する。
津野勝仁（つの・かつひと）氏は、１９４５（昭和２０）年６月１７日生まれの６３歳。６８年日本電信電話公社入社。９３年ＮＴＴデータ通信�葛繽B支社副支社長、２００３年ＮＴＴデータ九州テクシス�梶i現ＮＴＴデータ九州）社長、０６年から顧問。 （桜木）