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長洲町の使用済み核燃料貯蔵容器製造工場を拡張
 日立造船 投資額は10億円

大阪市住之江区の日立造船梶i古川実社長)は、長洲町有明の有明工場内の使用済み核燃料貯蔵・輸送用容器(キャスク・キャニスター)製造の専用工場を拡張する。投資額は10億円。2月か3月に着工し、完成は7月の予定。
発電の過程でCO2を排出しない原子力発電への機運の高まりから、国内外でキャスク・キャニスターの需要が増えると見込み拡張するもの。工場は現在の1900uから3200uに拡張し、2011年度には生産量を現在の2倍の年間120基に増やす計画。
同社は1978年に国産初のキャスク・キャニスターを製作してから国内外に合計400基を納入。昨年にはキャスク・キャニスターに用いる固体中性子遮蔽材について木村化工機梶i兵庫県尼崎市)や米国のNACインターナショナルに技術供与するなど、同事業を積極的に展開しているという。 (佐藤奈)

週刊経済:2010年1月5日発行 No.1555

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