大卒程度応募総数は４１５人増の１２９８人
　県人事委員会　経験者対象枠は４４・３倍

熊本県人事委員会はこのほど、２０１０年度職員（大卒程度）採用試験の応募状況をまとめた。採用予定数９３人に対し、応募総数は１２９８人で、前年を４１５人上回った。応募倍率は１４･０倍で、２・８ポイント上昇した。新設された民間企業等経験者対象枠は４４・３倍。６月２７日に第１次試験を実施する。
内訳は行政６１１人（２０・４倍）、警察行政１４２人（１７・８倍）、学校事務１５５人（１０・３倍）、心理判定員１２人（１２倍）、一般土木８５人（７・７倍）、農業土木１１人（５・５倍）、建築１４人（７倍）、化学４７人（１５・７倍）、農学５０人（１２・５倍）、林学２０人（１０倍）、畜産１１人（１１倍）、水産１２人（１２倍）、管理栄養士６４人（６４倍）、保健師４０人（５･７倍）、薬剤師２４人（４･８倍）となっている。民間企業等経験者対象枠は行政３２５人（６５倍）、一般土木６４人（２１・３倍）、農学１０人（１０倍）。かっこ内は応募倍率。受験資格は１９８１年４月２日から８９年４月１日まで生まれで、大卒または大卒見込みの者。民間企業等経験者枠は１９５１年４月２日以降生まれで、職務経験年数が通算７年以上ある者。いずれも第１次試験は６月２７日で、試験会場は熊本市大江２丁目の熊本学園大学と東京都豊島区の立教大池袋キャンパスの２カ所。合格発表は７月７日。２次試験は、筆記試験が７月１７日、面接試験が７月２４日〜８月２日。８月中旬に合格発表がある。 （佐藤元）