燃料油と水を約半々で混合する燃料生成器を開発
　アトリア　年内に試作機を開発　　　

熊本市出水７丁目の混合燃料生成器開発のアトリア�梶i信國義晴社長）は、重油、軽油などの燃料油と水を約半々の割合で混合できる燃料生成器の開発を計画している。年内に試作機を開発する。
開発するのはボイラー用・車両用燃料の生成を目的とした、重油、軽油などの燃料油と水を混合させる生成器（エマルジョン燃料）。これまで同社の生成機が、燃料油と水の割合が７対３であったものを、超微細振動技術を使うことで、５対５での混合を可能にする。燃焼温度は従来より約１００度から２００度上昇するという。混合燃料とは、燃料油に水を混合させた「エマルジョン燃料」とよばれているもので、燃料費の削減、燃費の向上、排気の清浄効果などで近年注目を集めている。 （徳山）