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手術時の使用済薬品を自動記録する装置を開発
 オオクマ電子 業務効率化に

オオクマ電子梶i熊本市長嶺西1丁目、大隈秀義社長)はこのほど、医療機関向けシステム開発の潟\ルブ(福岡県春日市、秋枝幸房社長)と独協医科大学病院と協力し、手術で使用した薬品を自動で分類・記録する装置を開発した。
看護師が一つひとつ記録する手間が省け、業務の合理化を図ることができるもの。装置の回収箱に使用した薬品の空き容器や医療ごみを投入すると、装置内のカメラが容器の形状などから自動的に医薬品の種類や使用個数を識別し、登録する。データは自動でパソコンに送信される。電子カルテ上の薬品投与内容の再確認、病院全体の在庫管理、患者への使用薬品の明細確認などに役立つという。価格は3千万円から。
同社では「装置の導入で医療サービス自体に充分な時間を当ててほしい。全国の大病院をターゲットに販売していく。医療向け装置の開発は初となるので、積極的に県内の病院へ売り込み、収支改善に役立ちたい」と話している。 (中嶋智)
週刊経済:2010年10月19日発行 No.1594

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