八代市本町１丁目の診療所を建て替え
　久野内科医院　予防医学への取り組み強化

八代市本町１丁目の久野内科医院（久野泰嗣院長）はこのほど、同地の診療所を４階建てビルに建て替えた。
建物の老朽化とバリアフリーへの対応のため、同地に鉄筋コンクリート造り４階建て、延べ床面積約８００�uの診療所を建設。院内構成は１階が診察室（２室）、待合室、処置室に加え、感染症患者用の特別待合室、２階にはスタッフルーム・入院室（２床）・院長室を設けた。３・４階は住居となっている。建て替えに伴い、既存の電子カルテをバージョンアップし、内視鏡検査・エコー検査・レントゲン写真をファイリングシステムで一元管理した。また、ストレスケアやアンチエイジングにも力を入れ、１階にはリラクセーションルーム、本のソムリエにセレクトしてもらった図書スペースを設けた。診療科目は内科全般。診療時間は午前９時から午後６時（水曜・土曜日は正午まで）までで、休診日は日曜・祝日。駐車場は２０台収容。スタッフは事務が３人、看護師が６人。
久野院長は１９７２（昭和４７）年生まれの３８歳。八代市出身。２００２年に現診療所を継承した。「日本は長寿国となりましたが、元気で長生き出来る健康寿命を延ばしていくためにはストレスケアとアンチエイジングが重要だと考えます。健康に対するたくさんの情報が氾濫している中で適切なものを今後も取り入れ、少しでも皆さまの健康に役立ちたいと思います」と話している。 （堀）