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エコアクション21を取得
 龍田福祉会 節水・節電、ごみの分別などを実施

熊本市龍田弓削2丁目の「たつだ保育園」を運営する社会福祉法人龍田福祉会(同地、重岡啓一理事長)は11月13日、環境経営システムの国内規格・エコアクション21認証を取得した。
NPO法人「ESDキッズクラブ」が行っている環境しつけ講座を受講後、2008年から同園が節水、節電、ごみの分別などを行う「環境しつけプログラム」を実施しているもの。具体的な取り組みは@プールの水の有効利用(園庭の散水、畑の水まき、ぞうきんがけの水などへ利用)。A園内の空調設定や節電Bバザーでの電力量、ゴミ排出量の削減(マイはし・皿の持参、ゴミ排出の少ない料理の提供)C米ぬかを利用した生ごみの循環型処理D廃油、ペットボトルキャップの回収―など。結果、1カ月の電力量、水の消費量を30%ほど削減し、バザーでのごみの排出量を31・5キロ(昨年)から7・2キロ(今年)に削減することなどを達成した。
同会は1980(昭和55)年4月に熊本市の認可保育園として開園。定員は120人。同会では「子どもたち、保護者、職員が一丸となって行ってきた成果を形に残すため、エコアクション21に登録した。子どもたちが知識を持ち、考え、自主的に温暖化対策のアクションを起こす人間になってもらえるように、この取り組みがこれからの成長の手助けになってもらえれば」と話している。 (堀)

週刊経済:2010年11月30日発行 No.1600

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